ボランテイア研修

22_1ボランテイア研修
テーマ:敬語の教え方
講 師:KEC日本語学園 小泉啓子先生

研修のポイント
・日本語学習における敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁重語」の3種類。これ以外に「丁寧語」「美化語」を含める説もあるが、日本語を教える場合の敬語は、上記3種類になる。
・「尊敬語」 相手の好意、状態に敬意を表す表現。
3つのグループに分かれる。
受身の形を使った「イ段」から「ア段」に変わる1グループ。
〔例〕「聞きます」の尊敬語「聞かれます」 「き」から「かれ」への変換「エ段」でますの前に「られ」がはいる2グループ。
[例]「出ます」の尊敬語「出られます」  
「きます」「します」の2動詞のみの3グループ。
・「謙譲語」 相手のためにする自分の行為を、状態を低めて言う表現。3つの表現がある。
「お+ます」  社長、私がお持ちいたします。
「ご+ます」  社長、私がご案内いたします。
「謙譲」    社長、私がご自宅まで参ります。
頭につける「お」と「ご」の区分は、漢語の前には「ご」、和語の前には「お」」を使う。
・「丁重語」  聞き手に対して丁寧に言う表現

受講しての感想
・敬語を理論だてて説明していただき、自分なりに整理できたと思う。
・実際に使う言葉の事例を多く出していただき、教室で教える際の参考になった。
・動詞を教える場合、日本人が使う「行く」等の「辞書形」ではなく、日本語学校では「行きます」等の「ます形」で教えるなど、目からうろこの点が多々あり、勉強になった。

(3班 Aさん)

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