夏休み明けの第1日目

「暑いですね~」「ホント!いつまで続くんでしょう!!
言ったところで涼しくなるわけではないけれど言わずにおれない猛暑の日々。

海が近いせいか弁天町駅をおりて区民センターに向かって歩くと心なしか潮の香りがして、肌にまとわりつくような湿った風が吹いて、教室に着いたら皆さん一様に汗だく!!
それでも新しい学習者や高校生の見学者も来てくださり教室は2学期が始まったモードです。

Oさんとは今学期のテーマとして「日常使われるカタカナ英語」と極、初歩の英語の勉強をしましょうということで早速始めていました。
そこへ香港から来ている新しい学習者の方を担当することになり、いつものことながらOさんに助けて頂きながら、専門学校に4月から通っている19歳のSくんと3人でお互いの自己紹介から始めました。
「来年は成人式ね」と私たち。
Sくん「式に出席したら何かプレゼントくれる?」
大したお祝いの金品が贈られることはないのよ、と伝えると「では、意味ない!!」とSくん力説。
香港では18歳で「大人」になり家族や親せきでお祝いをしてくださるそうです。
将来はインターネット関係の仕事をしたいと夢を抱いて来日したSくん。
休まないで来週も必ず来てね!と約束してお別れしました。再見!

(4班  すめらぎ  のぶこ)

夏休み明けの第1日目の今日、私が担当したのは台湾から今年4月に来日した女性で、市岡日本語教室での学習が初めての方でした。
見学時のインタビューシートに「会話を中心に学びたい」とあったので、挨拶をかねた簡単な会話を交わし、彼女の日本語のレベルをチェックし、今日は互いに初対面ということもあるので彼女の希望通り会話で学習をすすめました。

普段は日本語学校に通っているとのこと。それでも来日して約半年、ゆっくり分かりやすく話すようにしていますが聞く力も話す力もレベルが高くて びっくり。
台湾人や中国人の学習者さんの言語、「漢字」言葉の日本語の記憶力と、同じアジア圏だから?
欧米の方たちよりは日本語に馴染みがよい 印象がやはり彼女にも見受けられました。
個人の上達の差はあれど、わたしが台湾に行って半年でこんなに語学ができるかな?と考えてしまいますが、
それは個人の能力の差?勤勉さ?(笑) 市岡日本語教室で出会う学習者さんの熱心ぶりにはほんとにいつも頭が下がります。私もがんばらねば!

学習の進め方として、初対面の時の常套句的な会話はなるべく避けています。
きっとここだけでなく色んな場面で同じようなことを何度となく聞かれ ているであろうと想像すると・・楽しくないもん!というわけで、わたしはインタビューシートに書かれている特技や好きなことなどを聞き、学習者さんが楽しそうに話ができていたらさらに深く掘り下げて聞いてみたり、好きなことを語れる語彙力が不足しているかな?と様子を見ながら思ったら、普段の生活の身近なことで話しやすそうな話題を探すのですが・・ボランティア3年目になっても毎回手探り状態。せめて気持ちだけでも学習者さに届いているといいな!と思った久しぶりの学習日でした。

(5班 Y.Pさん)

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