今日の学習者は、ベトナム出身の20代男性、Bさんです。
私も、できるだけ、学習者のリクエストに合わせようと思っていますので、今日はBさんの希望により、作文のお手伝いをすることになりました。
漢字圏の出身ではないBさんですが、下書きの文章は、よく漢字も書けている力作です。聞けば、大阪市内で企業の研修生として働きながら勉強をし、なおかつ、ベトナムの家族へ仕送りまでしているとのこと。
作文の添削をしながら思ったのですが、おそらくBさんは、今を決して苦労とは思わず目標を持って前向きに生きているのだろうと、私には感じられました。Bさんには、将来はベトナムでパソコン教室を開いて、日本なみにパソコンを普及させる夢があるそうです。
日本人の私にとって、本当に頭が下がる思いでいっぱいになる、好青年でした。
このように、市岡ではボランティアも学習者からいろいろ自分の知らない世界を学べて共に得るところが多く、私は、日本以外のアジアの方々からは、経済発展と引換に日本人が置いてきてしまった何か、を教えてもらえることが多いと感じています。
(1班Iさん)
一年間母子で学習していたケニー君が帰国することになりました。中学生で日本へ留学したケニー君、楽しい日々を送ってくれたでしょうか
母国でしっかり勉強して、大きくなったら、また戻ってきてください。待ってますよ。
(広報担当)