京都日本語学校長西原純子先生「心」は「言葉」

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 今日は研修2回目。講師は京都日本語学校、校長西原純子先生。
大学でフランス文学を専攻され、卒業と同時に大使館員に対する日本語指導を始められて以来、ほぼ半世紀に亘って「言葉」に拘わってこられた方である。
ひとこと、一言が深くて、重くそして優しい!何よりご自身がお話になる、その言葉が美しく分かりやすいのに聞き惚れていた。
先生が一番心がけてこられたことは、教える側と学ぶ側が人間的にいい関係を結び、常に柔軟で温かい雰囲気であることだそうだ。
「心」は「言葉」・・・とも。また、学習時の実際のトレーニングとして「名詞」の修飾語をたくさん考えてもらうそして「日本」の文化に由来する「敬語」は何より大切で「相手」と「私」との「関係」に依って必須であることを、まず初めに「挨拶」の段階から覚えてもらうことの重要性も熱意をもってお話いただき、深く納得できた。
私のパートナーの中国人Oさんも昨年の日本語検定1級に合格して、日本人に中国語を教えることを始めたこともあって、隣でノートをとりながら懸命に聞き入っていた。
彼女にとって今年が一層の飛躍の年になるよう願っている。
(5班Sさん)

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