大阪府立高等学校在日外国人教育研究会の総会

5_1今日はいつも日本語教室に使っている会場で「府立外教」(大阪府立高等学校在日外国人教育研究会)の総会が2時から開催された。

総会に続く在日韓国人弁護士の講演のあと、少し時間を頂いて先生方に日本語教室への寄金集めのためマイクを握った。
「教室の成り立ち」「教室の今」「教室運営の苦しい台所事情」などボランティアの熱心な日ごろの活動ぶり、それにもまして在阪外国人学習者の「にほん語を勉強したいという熱意」などなど語り、「階下で受付の募金箱を用意していますのでお帰りの際に、お気持ちだけでもよろしくお願いします」のメッセージで締めくくった。

  会場はいっぱいで、遅れて来られた先生方は外にあふれ、階段までお座りになるほど盛況な会だった。
私のパートナーの中国人学習者Oさんも仕事帰りに駆けつけてくれて自己紹介のあとひとこと挨拶をしてくれた。
準備、受付には、早くから教務Sさん、ボランティアTさんもお手伝いに来てくださっていた。
中心になっての音頭とりは、もちろん、広報のFさんである。そのFさんの指示でこの春から広報のお手伝いをすることになった私が大役を仰せつかった次第。
おかげさまで、「ご苦労さま」「こんな活動は知らなかった」「頑張ってください」の言葉をかけてくださって、ダンボールの手作り募金箱には次々と浄財が貯まっていった。
その金額約2万9千円!ありがたいことである。

  一応5時半過ぎには会場を出て、Oさんとも、またあとで教室でね~と別れ、7時に再会?この日も「日本語検定1・2級問題例集」を勉強した。Oさんは今年初めて2級にチャレンジするべく、毎週、予習を欠かさない。
「~せざるを得ない」「~とは限らない」「~に限って」この複雑な言い回し、普段の会話の中での使い方など私もしばしばウーンと唸ってしまうこと、しばしばだ。
2児のお母さんで仕事もこなし、最近はお知り合いに中国語を教えることも始めたOさん。
「金曜のこの時間が一番愉しみです」の言葉に励まされ、私も彼女からたくさんのことを学んでいきたいものだ。

(5班Sさん)

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