「YO YUWA~」と「NNA AHONA!」

衣替えには少し涼しい6月1日。
今日はいつも担当していた学習者の方がお休みだったので、本日初めて市岡を訪れたインドネシア出身の学習者の方を受け持つことになりました。
今まで担当していた方に比べて日本での生活が圧倒的に短く、漢字での筆談や伝達も無理とあってかなりの悪戦苦闘となりました。
それでも何とか自己紹介、お互いの仕事のこと、食べ物や音楽の話をして過ごしました。

  そんな中でも彼が熱心に知りたがったのが「YO YUWA~」と「NNA AHONA!」。
そう、「よう言うわ~」と「んなアホな!」です。
聞けば、職場で日本人の仕事仲間が雑談をしているときに、この台詞を言い放ち、楽しそうに笑い合うのが不思議だったとのことでした。
確かにどんなに分厚い辞書や教科書を開いても出ている筈のない慣用句(しかもコテコテの関西弁)です。

  「自然な会話」は必ずしも綺麗な文法や正しい用法、字面通りの読み方だけで成り立つ物ではありません。
言葉は生き物、切ったら赤い血が流れているような活々とした日本語も伝えていけたらなあと感じさせられました。

  その後、独り芝居を演じて、先の2つに加えて「ええ加減にせえ!」と「もうええわ!」も実用的常套句であることを説明。
但し、一番大切な「間」までは伝わったかどうか…。

(3班 Yさん)

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