台湾で仏教を専攻した僧侶の方

今年最初の日本語教室がありました。
一緒に学習したのは台湾から3ヶ月ほど前に来日した、僧侶の方でした。
台湾で仏教を専攻し、大学院を修了されて日本でも大学院に行きたいとのことで、勉強・学習を進められています。
この日は私が日本語を教える・・というより、彼女に仏教に関していろいろなことを教わりました。
日本の仏教のことも聞かれはしたのですが、恥ずかしながら全く答えられずでした。私自身が学生のころ、歴史で学んできた単語の日本語の読みを平仮名で示し、「日本語の学習」とさせていただいてしまいました。
お話している感じでは、如来は阿弥陀・・・の読みは変わらないようで、仏教は中国から伝来したのだと納得しました。彼女の仏の道への取り組み方の話も聞いていたのですが、驚いたのはとてもストイックな姿勢です。
自分で決めた戒律があるとのことで、その内容を少し聞かせていただいたのですが、厳しさにびっくりしました。
私にその真似は到底できないと感心しきりでした。と同時に、自分が日本人として、あまりに日本の宗教や文明のことを知らないことも思い知りました。
にほんご教室で日本語を教えるだけでなく、日本そのものの話をできるようになりたいと思います。

(5班 Yさん)

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