異郷で困難に立ち向かっている人たちの心の支えになれたのかと思う

今年度第1回目の日本語教室が開催されました。

新学期の始まりです。私たち1班は当番で受付などの仕事でなかなか学習にはいれませんでした。
私の学習者は待ちきれず、1階に催促をしに降りてきました。
市岡での学習を楽しみにしてもらってると感じましたが、当番の時はこういうこともあるのでうまくボランティア同士でカバーしあわなければならないと思います。

私の学習者は小学生から中学生になりました。
来た時よりも背も10センチ以上のび、明るくなり、そして何よりも日本語の成長ぶりには驚かせられます。
以前言葉の壁や国の違いによる自己表現などで、いじめなどにあったなどとは思えないほど明るい笑顔をみせてくれてます。
彼女の父親が先日、彼女の精神状態を考えると国に帰ろうかと思っていた-と言うのを聞いて、市岡にきてくれてよかったなぁーと改めて思い、このような場所の大切さと意義を感じました。
学習者が私にいろいろ気づかせてくれます。

1班の新ボランティアの方は大変みなさん熱心で、私が入った頃とくらべたら雲泥の差!?受付もしっかりやって、すぐに学習者がついた人もとても楽しそうに勉強をしていました。
熱心に一生懸命する事が楽しさにつながるのだと、新ボランティアの人をみてて、またまた勉強になりました。

今学期もばたばたと始まりましたが、いろんな問題はみんなで考え乗り越えていけるようにがんばりたいと思います。  (1班Kさん)

Kさんの学習者とは私も少なからず話をしますが、今日お母さんとお父さんから挨拶され、その後、Kさんから、お父さんの話を聞くと涙が出そうになりました。
異郷で困難に立ち向かっている人たちの、少しでも心の支えになれたのかと思うと、Kさんの尽力には頭が下がります。
今後ともこういう出会いを大切にしていきたいですね。  
(広報担当)

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