毎週水曜日は遼東半島を縦断!

cab96d3892c8d209f8286be24a727af7
毎週水曜日は、1年生の授業があるため、渤海に面した校舎を訪れる。2~4年が学ぶ黄海校区に対して、そこは渤海校区と呼ばれる。学生の話では、そこが建てられたとき、どの学部が移転するかで問題になったが、どの学部も行きたがらず、結局1年生がそこで学ぶことになったのだと言う。

河南省洛陽市出身の学生は、入学前に両親とともに、大連にある黄海校区を見学し、最終的に入学を決めたそうだが、まさか、そこから遠く離れた渤海校区で学ぶことになるとは思いもしなかったという。遼東半島の北にある渤海に面した地域は、黄海に面した地域の大連とは確かに趣を異にする。一口で言えば「田舎」なのだ。若い学生にとっては確かにそれは物足りないのかもしれない。

そこは、のどかな雰囲気で空気もきれいだ。緑も多い。まだ行ったことはないが、海もきれいだという。バスの時間の都合で、午前の2クラスの授業を終えて昼食を取りすぐに帰らなければならないので、ゆっくり見るひまもないが、6月のさくらんぼの季節には、午後、大学構内も含めて近隣を少し散歩したいと思っている。

しかし、それにしても、毎週遼東半島を縦断、片道34キロ1時間のバスの旅である。大連市内にはすでに用地を確保する余裕などないのはわかるが、それにしても遠すぎないか?スケールが大きいのか?おおざっぱなのか?私が乗る6時50分発の専用バスも職員と先生たちでほぼ満席である。これも大陸的発想なのだろうか?!

This entry was posted in 大連だより. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA