トリリンガルの学習者 10月9日の学級日誌

10月9日(金)
今日はオーク生涯学習センターでの日本語教室だった。私が担当している学習者さんとは1か月振りだ。彼女はこの1か月間、国に帰っていたので、どれくらい日本語を忘れているかなと心配したが、韓国の実家で過ごした話や友達と遊びに行った話など、むしろ前よりスムーズに話せていた。話したいことがあると会話する力がつくのが速いような気がする。彼女は好奇心旺盛で行動力もあるので、本当に上達が速い。
彼女が日本に来てちょうど1年経つ。初めて市岡に来たときは、ひらがな・カタカナも覚束なかったのに、この1年で日常会話は問題ないところまで上達した。
彼女の母国語は韓国語だが、小学生の時に中国に引っ越したので中国語も話せる。13年以上中国語を使っているのだから、第二の母国語といえるはずなのに、最近日本語とこんがらがって中国語を忘れそうになることがあるらしい。それくらい日本語が身についたってことだからそれはいいことだよ、と言うと、でも中国語も忘れたくないから中国人のクラスメートと中国語で話すようにしているという。3か国語を話せる彼女が羨ましい。
もう1年日本で勉強するそうなので、彼女の日本語が中国語を超えるくらいになるようにサポートしていきたいと思う。
(1班 岡田さん)

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