国際化に遅れてる? 9月2日の学級日誌

9月2日(金)
夏休み明けの久しぶりの教室です。
夏休みに富士山(「ふじやま」と読んでました)を登ってきたからとインドネシアの学習者H君からお土産を頂きました。普通ならここで「富士山どうだった?」から会話が始まるのでしょうが、昨今Facebookという近代的なもののお蔭?!で動画や写真の投稿を見ているせいか感想を聞かず学習を始めてしまいました。
仕事と環境や文化の違う日本での生活の中で日本語の勉強をしていくのは大変だと思うのですが、H君は楽しく日本語の勉強してるように感じます。
日本語を教えてる立場ではありますが、実は教えられている方が多いです。ある業界の新聞のコラムを引用させてもらいます。
「シンガポール国民は英語と中国語を公用語とし、世界の60%以上の人と意思疎通できる状態で外国語を操るのは当たり前 (中略)基本的に英語で世界のコンテンツ、メディアをそのまま楽しめます。多国籍コンテンツの選択肢が多すぎるので、日本のように一つのヒット作が国全体の思考に影響力を及ぼすような流行が起きにくいそうです。
そう思うと、偏ったメディアから日本語だけの情報収集しかできない日本人は国際化に対して大きく遅れを取っているのではないでしょうか。その証拠に企業案内やウェブサイトでも多言語対応になっている日本のホームページはごくわすか。今はネットでもなんでも検索できる時代で、その窓口の検索言語のほとんどが英語です。それなのに入口を閉ざしている日本企業の将来は国際化という点で非常に厳しいものがあると感じられます。」
この記事を読み、確かに日本人は語学に関して苦手意識があるせいか遅れていると書かれても仕方ないかなと。
そう思うと仕事をしながら前向きに日本語の勉強している学習者の姿に教わることが沢山あります。
教え、教われの関係で、イベントにも参加しつつ活動していきたいと思います。 
(4班 Kさん)

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