社交辞令!? 3月10日の学級日誌

3月10日(金)
先日、初めて日本に来た学習者が、日本特有の「社交辞令」について話していたのが印象的でした。「日本人は礼儀正しいから、こちらが誘ってもノーとは言わない、でもいざ具体化しようとすると忙しいのを理由に断ってくる。」何だか少し傷ついているように見えました。
そう言えば、以前、中国の友人に「いつあなたの家に呼んでくれるの」と聞かれたことがありました。確かに、私は彼女の家に招待されて「今度は家にも遊びに来てね」と言ったのを思い出しました。彼女はずっと、私から招待される日を待っていたのです。
日本語の「社交辞令」は読んで字の如く、人付き合いをする上での挨拶ですが、英語にするとpolite fiction (礼儀正しい嘘)と言うそうです。英語にすると、何とも不可解な国民性ですよね。
私はその後、「社交辞令」が招いたプレッシャーに後押しされ、中国の友人を家に呼んだり、台湾の友人を地元の三重に案内したりと、決して「polite fiction 」にならないよう、約束を果たしてきました。お陰で今も友人達と良好な関係を続けています。
もしかすると、皆さんの社交辞令を、いつ実現してくれるのかと心待ちにしている学習者がいるかもしれませんよ!
(4班 早川さん)

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