帰国する学習者

1月19日(金)
本日が、フンちゃん帰国前の最後の授業でした。彼女は3月に母国ベトナムで結婚式を控えてます。
彼女の夫は日本で働いているので数ヵ月後には日本に戻ってくるそうです。
私は彼女の担当ではありませんが彼女が市岡教室に通い始めてすぐの七夕祭りで「拝啓~十五の君へ~」を歌ってほしい!と強引に頼んだことが切っ掛けで仲良くなりました。
初めて聴く日本の歌、話すことも上手でなかった彼女達にとっては大変難しかった事でしょう。しかし、七夕祭りで披露してくれた彼女達の歌には感動しました。
「練習のときから楽しかった!」と彼女は言ってくれました。
フンちゃんを含め実習生(研修生)は3年で母国に帰ってしまいます。長いようであっという間の月日です。
私達ボランティアが教えてあげられることは決して多くはありませんが、学習者達との交流の中で、かけがえのないものをもらうこともあります。
昨年春に帰国したインドネシアの学習者から私達三人のボランティアと後輩宛てに「今日は本当にありがとうございました。嬉しくてたまらないです。
言いたいことはいっぱいありましたけれど、言葉にできなかったです。ありがとうだけでは足りないですが、それだけ言葉にできました。お世話になりました。」とメッセージを貰いました。
このような素晴らしいメッセージを日本語で頂けることは今後もボランティア活動を続けていくうえでとても嬉しく、励みになります。
単に「日本語を教える」だけでなく、様々なイベントを通して「市岡教室は楽しい!ここで日本語を学べて良かった!」と言ってもらえるように今年も一生懸命活動に取り組みたいと思います。
(4班 久間さん)

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