9月21日(金)学級日誌

 1ケ月前、学習者の李君は、お子さんを抱っこしたお姉さんに付き添われ市岡日本語教室にやってきました。日本在住のお姉さんのところで6ケ月間の滞在、12月には 帰国します。初対面の彼(李君)は少々緊張している様子。日本語を習得したいと思ったきかっけは、姪っ子ちゃん(9ケ月)の保育所でのこと。沢山の保育園児に話しかけられた李君は・・・さっぱり、わからない・・ 園児達と会話がしたいという、気持ちになったそうです。毎週、李君に付き添って来るお姉さんは、本当に弟思いのお姉さんです。そして、お姉さんの通訳は何より頼りになる助っ人です。
今日は、先週と違い学習者の出席が多く、ボランティアが足らないくら い。教室内は活気でいっぱい、賑やかな雰囲気の中、あちらこちらで勉強が始 まりました。でも、まだ来ていない李君を待ちながら・・・今日は欠席かな? すると、こんばんは!笑顔で!教室に入ってきました。
来てくれたんや!“ほっ!”と・・・
早速、机に筆記用具を準備し、“今日もよろしくお願いします“ 理解できるまで適当な返事をしない姿勢に彼の習得したい意気込みを感じ ます。勉強中、説明に戸惑っていた私に、隣にいた台湾の周君が、自分の電子辞 書を差し出してくれました。気遣いに感謝です。本当に助かりました。これは、日頃から学習者とボランティアとのコミュニケーションを心がけ てくださった、赤川班長のお蔭だと思います。
今日も、あっ!と言う間の楽しい90分に 終了の鐘が。教室の雰囲気に慣れてきた李君にジョークが! 楽しんでくれたのかな? ありがとうございました。そして、笑顔でさようなら”と。この笑顔が、ボランティア継続の糧です。来週も、そして、これから帰国まで、この市岡日本語教室に来てくれるこ とを願って!
(3班Tさん)

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