台湾の軍隊のお話を聞きました

 今週はゴールデンウィークを挟み3週間ぶりの教室です。
久しぶりに学習者や ボランティアの皆さんの顔を見て嬉しくなります。
パートナーのベトナムのT君 は同国の先輩研修生が帰国するため送別会が会社であるので欠席とのこと。
同じ くパートナーがお休みの学習者Sさんとお話しすることになりました。

4月に台湾から1年間の予定で日本語学習のためS君は日本に来ました。
日本語能力試験の N3を学習中の彼はお互い理解できるくらいの会話は可能です。
理解しやすいように熟語を紙に書いてみたり口語体に直してみたりしながら「彼」についてお話を聞きました。

この教室で、知らない土地や社会、文化の話を聞くたび自分の意識も遠い世界へ飛び、自分の世界が広がった気になれます。
S君の前職は軍隊 でSniperで、15kgの銃を 構え500m離れたところからの厳しい狙撃訓練の話を 聞きました。
11年間勤めてきましたが35歳以上になると事務職になっていく ので体を動かすことが好きな彼は「卒業」してきたようです。
日本に来ること がずっと夢だったそうで、どうして日本に来ることが夢だったのか、日本にどんなイメージを持っているのか機会があればもっと聞いてみたいです。

教室が終わった後には、花見で歌を披露してくれたMさんの送別会が開催され、お得意の「さくら」をまた歌ってくれました。
日本に来ている彼らが 日本語を勉強しながら、私たち日本人と交流し日本で生活する実感を深めてもらえたらいいなと思っています。

(5班 Yさん)

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