Category Archives: 学級日誌

盆踊り大会 2023年8月17日(木)学級日誌

8月16日、17日は大阪ベイタワー盆踊り大会でした。

それにむけて8月11日、13日の2日間、皆さん初めての盆踊りを頑張って練習しました。できたのは詰め込みで5曲。それでも本番の盆踊り大会で「あっ、練習した曲だ!」と思い出しながら踊っていました。そしてどんどん自信のある顔に。知らない曲がかかっても、汗だくになりながら踊り子さんのマネをして踊っていました。疲れたけど楽しかったですね!

皆さんも良かったら、来年は一緒にいい汗かきましょう!

(イベント Oさん)

 

 

 

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スムーズな会話 2023年8月18日(金)学級日誌

2023年8月18日(金)
 前日の17日(木)はオーク広場の盆踊りがありました。その翌日にもかかわらず大勢の学習者の方々が来てくれました。
今回、ヴェトナム出身のTさんを担当しました。彼は来日4年半で日本語も上手です。漢字の読みをもう少し習いたいのと、スムーズに会話できるようになることが希望だそうです。
先日のボランティア研修で教えて頂いた「つなひろ」を使ってレベル2にある挨拶の仕方を練習しました。まず、ナレーションを読んで頂きイントネーションの違いを確認してもらいました。外国の方はやはり日本語の「う」をどうしても短く言ってしまう傾向があるようです。スムーズに読めるようになった後、それぞれ二人で場面設定をして同僚、上司、部下などロールプレイングをしました。挨拶をした後のちょっとした返事が難しかったようです。例えば、上司に「おはようございます」と言って、上司が「おはよう、今日は涼しいね」と返された時、後を続けるのに戸惑ったようです。「そうですね、台風が逝った後ですから」などの言い方の例を挙げました。

若い頃ヴェトナムの留学生と知り合ったのを思い出しました。皆でお祭りに行ったとき的当て(コルクの弾を空気銃で撃ち動いている的に当てるゲーム)で我々は十発のうち一発ほどしか当たらないのに彼は百発百中、どうしてそんなにうまいのか聞いたら「軍事訓練があったから」という返事でした。当時はまだヴェトナム戦争の余韻があり、「ヴェトナム戦争は厳しいんだ」と思ったことを覚えています。
また、ヴェトナム人、ブラジル人、パキスタン人、私でマージャンを囲んだとき、我々はおにぎりやお菓子を食べたり飲んだりしていましたが、パキスタン人だけ一切口にしませんでした。夕方になってしきりに窓を気にして日が暮れてから食べだしたので、「何で?」と聞いたらラマダンでした。
彼らは今どうしているでしょう。
 
(4班 Kさん)

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2023年夏季研修会受講記録 2023年8月4日(金)学級日誌

2023年8月4日(金)
2023年夏季研修会受講記録

受講者人数
1班              7名
2班              7名
3班              5名
4班              8名
サポート班  1名
教務班          5名
見学者          3名
学習者          1名
計              37名

アンケート集計 30人
アンケート原文のまま掲載

*先生の講義はもう何回もうけましたが、今回も新しい情報や新鮮なお話が聞けてとてもよかったです。
*学習者にどれだけ話してもらう方法の参考になった。:相互に質問する。:共通の話題を作る。:順序立てて話す。
*とても役に立ちました。面白い内容でした。
*学習者さんと接する時のアイデアがたくさんあったので10実践してみようと思いました。ありがとうございました。
*まだ数回しかボランティアしていませんが、とても楽しくて参加するのが楽しみになりました。伊賀のことも良くわかりました。話すヒントが沢山あってとても為になりました。ありがとうございました。
*:学習者に多く質問してもらう様にすること。:国の写真を見せてください。:来週までに分からないこと、気になったことを、写真に撮って来てください。等具体的にすぐに使えるテクニックを教えていただきました。ありがとうございました。
*インターネットで無料でできる教材などおしえていただいてありがたいです。学習者さんと勉強する時に使ってみます。
*最近の学習者は依然と比べると留学生、技能実習生よりも生活者が増えている気がします。会話を主に学習を進める為の大変参考になる講義でした。
*どうしても自分中心で話をしてしまいがちなので、いかに相手(学習者)に話をしてもらうかを考えさせられました。
*何も知らないまま、自分ばかりしゃべってるな、、、という教え方でしたが、相手に話してもらう事の大切さ、普段使っている話し方で良いと改めて知れて良かったです。ありがとうございました。
*実際に使えそうなフリー素材を色々と聞けて良かったです。
*たくさんの情報、ヒントをいただきました。忘れたらもったいないのでメモをまとめなおしました。
*お話が楽しかった!!色々参考にしたいです。
*少し横道が多く感じた。外国に一度も言ったことがないということだが、外国人の不安感がわかるだろうか?たった一人で言葉も文字も相手の態度もわからない不安感は大変なものです。
*質問、ろうあ者の第2言語が「日本語」の意味がよくわかりませんでした。ろうあ者と日本語学習の関係を、もう少し説明してほしい。
*学習者さんと接する中で質問責めにしがちなど、あるあるの対処法を知ることができました。活動がマンネリ化しがちなため、様々なアクティビティを知ることができて、良い機会になりました。今日学んだことをふまえて、これからの活動も頑張りたいと思います。ありがとうございました。
*毎回いいお話をありがとうございます。学習者の発話7割、支援者3割を心がけたいと思います。
*ボランティアがしゃべり過ぎないこと、学習者がどんどん話すように導くことが、大切だということの再確認ができました。船見先生ありがとうございました。
*いつもわかりやすい解説。なるほどと思うことがいっぱい、参考になることがいっぱい。次回の学習ですぐ役立つ知識でうれしいです。ありがとうございました。
*同じ質問を返してもらうのはいいなと思いました。夏の連想の話や、学習者さんの自国のニュースサイトを教えてもらうのは楽しいなと思いました。
*学習者さんとうまく会話するためのコツが多く紹介されていて参考になりました。
*とても勉強になりました。ありがとうございました。
*日本語ボランティアをしていると自分がインプットする時間がとても少ない。先生の話はとても良い機会となります。ありがとうございました。
*学習者さんが積極的に話せるように、誘導することが大切だと分かった。実際に写真を使って会話する活動や、話題カードを使う活動、漢字を探す活動などを取り入れてみようと思う。
*いつもわかりやすいお話をありがとうございました。活動する時のアイデアを沢山教えていただけてうれしかったです。早速休みの間にチエックして、今度に役立てたいと思います。
*毎回楽しい内容で次回学習者と会話する時に今回ママ教えていただいた事を使って会話を弾ませたいと思います。ありがとうございました。

以上アンケートをいただいたまま記載いたしました。

【研修動画  https://youtu.be/6ydp-4uFxes

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天保山手持ち花火大会 2023年7月29日(土)学級日誌

2023年7月29日(土)
夏といえば花火。やっぱり真っ先に思い出しますね。
毎年、色んな規模の花火大会が行われますが、いざ行こうと思ったら大勢の人出のことでためらうことが多いです。でも、手打ち花火大会は気軽く行けるのが良いところではないかと思います。
最初は手打ち花火大会って何だろうと思ってましたが、家族や友達などの小規模で自分たちが用意して来た手持ち花火で楽しめると聞いてあまり想像がつかなかったです。どんな感じなのかなと思いながら天保山に着いてはじめは少しガッカリしました。想像したのと違うって感じ?!
何を想像したかを聞かれるとハッキリ言えないが、今まで見てきた花火とは違うと思ったかもしれません。でも、友達が用意してくれた色んな種類の手持ち花火をしながら楽しんでいる自分のことが分かりました。小さい花火を見ているだけなのにリラックス〜〜
周りを見ても皆花火を楽しんでる人たちでプラス気運がいっぱい。
これだけで終わるかと思ったら花火だけでなく、色々なイベントもありまして、見どころたくさんでした。それに最後はナイアガラ!! ナイアガラは見たことが無かったので凄くたのしめました。
熱い夏に好きな人たちと楽しい思い出を作れる手打ち花火大会~来年も来れたら良いですね。

2班 宋 柔録(そん ゆろく)

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七夕祭り他3本立て 2023年7月28日(金)学級日誌

今回の市岡日本語教室の日誌は3本立てです。
まず伝えたいことは、次の学習日は8月18日です。そしてボランティアが足りません。興味のある方は迷うことなくすぐに来てください。

7月14日(金)
七夕祭りが開催されました。
市岡日本語の七夕祭りでは希望の学習者さんに浴衣の着付けをしています。
会場にある大きな笹にはたくさんの短冊が飾られました。世界平和を願う短冊が多かったように感じました。
バイオリンの音色、七夕の紙芝居、隆勢会さんの演奏…司会の2人が会場の意見を聞きながら心地の良い時間が流れました。
みんなで記念撮影する時は幸せな気持ちになりますね。

7月21日(金)
台湾からの学習者さんと勉強です。七夕祭りでは朗読をしてくれました。台湾では旧暦の7月7日が七夕のようで、恋人の日ということでした。
3ヶ月間だけの日本滞在。台湾では文章を書く仕事をしていたそうです。東野圭吾の小説が好きということで「悪意」をオススメしてくれました。読まねばなりません。

7月28日(金)
中国からITエンジニアとして働く学習者さんです。中国の生活ではほとんど現金はいらない。病院にいく時でさえネットで予約して支払いまですべてネットで完了するそうです。便利すぎて驚きました。

一週間遅れの日誌です。
日誌の当番を忘れていました。
とはいえ、忘れてはならないことは…

8月4日はボランティア研修
8月11日はお盆休み
次の学習日は8月18日です。
よろしくお願いします。
(2班 Sさん)

【七夕祭りダイジェスト https://youtu.be/iwih9KvJgNg
【五味さん「たなばたものがたり」原画 https://youtu.be/Iv1BFuFitn0

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6月の学習状況 2023年7月7日(金)学級日誌

2023年7月7日(金)
学習日の7月7日は七夕祭りの日です。短冊に願いごとを書き笹竹に飾って、天の川の両岸にある牽牛星(日本でいうひこぼし)と織女星(日本でいうおりひめ)に、願いをかなえてもらうようお祈りする行事です。
教室では1週間遅れの7月14日に、区民センター1階ホールで「七夕祭り」を行います。
いろんな催しも行いますので多数ご参加ください。

6月の学習状況は開催日数5日間で、延べ学習者144名(1日平均29名)、ボランティアも144名でした。
学習者の増加に伴い30分くらい自習をしている学習者が散見されます。ボランティアの皆さんは仕事や家事があるため、開講時間の19時から対応するのが難しいことは十分理解していますが、早く出てこれるときには、できるだけ19時までに来て学習していただくようお願いいたします。
また オンライン学習の状況は、開催日数4日間で、延べ学習者16名、ボランテイア19名でした。

(教務 Aさん)

after school

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日本語の発音の練習 2023年6月30日(金)学級日誌

2023年6月30日(金)
昨年12月に日本語教育能力検定試験に合格し、この4月からボランティアに参加しています。

まだ学習者さんは固定されていませんが、これまで中国とフィリピンの方を担当しました。

今回は中国から来られて10年のご主人と5年の奥さんのご夫婦を担当しました。

私は毎回学習者さんが何を学びたいのか課題を確認していますが、このお二人は発音・読み方が課題とのこと。

まず、テキストの「みんなの日本語」の例文をお二人に読んでもらい、そのあと、私の後に読んでもらうことで違いを確認してもらいました。

日本語の特徴に音声の単位があります。日本語は撥音「ん」、促音「っ」、長音「ー」「う」を一拍として発音しますが、中国語や英語は音節という音の塊で発音するので、例えば撥音「ん」や長音「う」の発音が弱くなることがあります。

それまでに担当した学習者さん全員がこの発音で苦労されていました。

ただ、口まねだけでは違いが理解しにくいので、学習者さんに「天安門」を例に母国語の中国語と日本語の違いを説明しました。

中国語では「ティアニャメン」のように発音しますが、日本語では一音ずつはっきりと「てんあんもん」と発音すること、母国語の発音の癖は誰にでもあることを説明したところ、ご自分でも思い当たることがあったのか、驚き、納得されたようでした。

学習者さんには日常生活で使うことを通じて慣れて欲しいと思っています。

日本語教育能力検定の試験勉強で学んだことは日本語を伝えるうえでの基礎だと考えています。これからも学習者さんのニーズに応えられるよう、事例など日々準備したいと思います。

(1班 Fさん)

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N1の問題は難解も粛々と 2023年6月23日(金)学級日誌

2023年6月23日(金)
4月からのボランティアで、学習者さんを一人で担当するのは今日で3回目です。
「日本語を随分理解されている方なので大丈夫ですよ。最近はテキストで学習されています。」と紹介された学習者さんは6年前にベトナムから来られた20代の女性 Fさんでした。
直近3回の学習は「N1」テキスト学習と記録があり、簡単な自己紹介の後、早速テキストを使った学習を始めました。
Fさんの学習方法は①問題文を読む②文章を読むの順。
文章を読む時に漢字の音読み訓読みの違いが時々ありましたが、漢字や熟語の意味も良く理解している事が分かりました。
N1の問題は難解(哲学者の時間論)であったり、文章が1ページ以上あったりと驚きましたが、Fさんは、このレベルの問題に慣れている様で、粛々と違う答えを消去法で消し、最後に正解の根拠となる箇所を再確認する。その後、文中の不明な言葉や意味を質問する。この流れで学習を進めて3問学習したところで、ベルが鳴り、あっという間の約1時間15分でした。
学習者さんの熱意が、ひしひと伝わってくる1時間15分でした。

(4班 Mさん)

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ChatGPTで日本語を校正 2023年6月21日(水)学級日誌

2023年6月21日(水)
中国人の学習者が、自分の書いた作文に不自然な表現がないか見てほしいというので、ZOOMの画面を共有しながら、文章の構成や「てにをは」などに間違いがないか、一つ一つ確認して多くの修正を加えていきました。これには、ずいぶん時間もかかりました。一通り、見終わったところで、今流行りのChatGPTを使うことを思いつき、試しに作文の一部をChatGPTに入力してみると、瞬時に下記のような結果が返ってきました。たいへん上手な日本語で、私が修正した文章よりも自然な日本語になっていると感じました。そして、その速さと、質の高さには驚かされました。いろんな文章を入力して試してみましたが、日本人が読んでみて、ほぼ意味の分かる文章であれば、それをより分かりやすく自然な日本語に変換してくれます。日本語で作文を書かなければならない外国人にとっては強い味方になります。ただし、文法的には間違いはないものの、最終的には、自分の書きたいことが正しく表現されているかをチェックする必要があると思います。

もうすでに、多くの人がChatGPTを利用して文書作成をしていることと思いますが、外国人が、これほど流暢な日本語の文章を書いて提出してきたら、それを受け取った日本人は「出来すぎている」というような、何か怪しい印象を持つかもしれません。したがって、現実の場面でChatGPTを利用するのが良いかどうか、簡単には判断しにくいように思います。

----(入力)--------
次の文章を読みやすい日本語に直して下さい。
専門学校に行ったばかり時、ちょっと恥ずかしかったです。周りは日本人の学生しかいないです。もちろん、日本語能力は2年前に比べて上がりましたが、まだ綺麗に日本語を話さなかったです。また、学生たちが私の年下です。ほとんど18歳、19歳の若手です。若手は好きなアイドルとか、アニメーションとか、好きな好みがあまり知らなかったです。会話の共通点を探しにくいです。でも、私が幸運です、良い運勢を持っています。周りの人がとても優しいし、短い時間でいっぱい日本人の友達を作りました。2020年、自分で努力し、先生のおかけで、3月は無事に卒業しました。

----(出力)--------
専門学校に通いはじめたころ、少し恥ずかしい思いをしました。周りには日本人の学生しかいませんでした。確かに、2年前と比べて日本語能力は向上しましたが、まだ流暢に話せるわけではありませんでした。また、学生たちは私よりも年下でした。ほとんどが18歳や19歳といった若い学生ばかりです。彼らの好きなアイドルやアニメーションなどの好みについてほとんど知りませんでした。共通の話題を見つけるのが難しい状況でした。しかし、私は幸運で、周囲の人々はとても親切でしたし、短い時間でたくさんの日本人の友達を作ることができました。2020年には自己努力と先生のおかげで、無事に3月に卒業することができました。

(ZOOM Hさん)

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インドネシアからのバックパッカー 2023年6月16日(金)学級日誌

2023年6月16日(金)
4月からボランティアをしています。これまで3名の方を担当しましたが、現在はインドネシアのAさんを担当しています。彼はこれまでヨーロッパ(特に東欧)などをバックパッカーとして訪れ、今回は日本に2カ月ほど滞在する予定だとか。

日本語は来日までに独学で勉強したそうで、日常会話くらいなら十分なほど。英語など複数の言葉をしゃべれるとのことで、外国語学習のこつをつかんでいます。すごい才能です。

これまで訪れた国と同様、日本でも観光というより日常生活を楽しんでいるようで、今週はたくさんの外国人や日本人とバトミントンを楽しんだとか、市岡含めていくつかの日本語教室に通って日本語を勉強しているとか、とても充実している様子です。

ということで市岡では、他の日本語教室で勉強したことの復習を主にしています。動詞の活用や語彙など勉強してきたことを、繰り返したり、補足の説明をしたり、簡単なロープレをしてみたり。すると習ったことが「実際に使えるイメージを持てた」とか、「今一つ理解できなかったことが分かった」ととてもうれしそうに話してくれます。

ボランティアを始めてまだ2カ月強ですが、このタイミングでAさんを担当できたことは私にとって非常に貴重な体験になっています。

(3班 Oさん)
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インドネシアのAさんからメールが来ました。
ご紹介します。

Hi, おはようございます

My name is A*** (ア**) from Indonesia.
I finished my visa and I need to leave Japan, so I cannot go to the class anymore.
Please send my thank you and gratitude for O先生 for teaching me.
I feel that my Japanese can improve a lot in a short time because of him.
Thank you very much to Ichioka Nihongo for giving me chance to study Japanese.
When I come back to Japan I want continue study again.

どうもありがとうございます
A***

(プライバシー保護の観点から名前をイニシャル表記にしています)

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