Category Archives: 学級日誌

港区民センター「こどもパラダイス」

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 港区民センターで「こどもパラダイス」が催されました。お菓子のCMソングの演奏や、紙芝居、金平糖を作る実演や射的などなど、お菓子にちなんだ沢山の出し物がありました。
  市岡日本語教室は“世界のお菓子”というコーナーを担当しました。“世界のポッキー”と“似ているお菓子”をピックアップして紹介したら、子供だけではなく、大人の方々にも興味を持って見ていただけました。台湾の駄菓子を展示していたら、小さな子供達が手にとって面白そうに眺めていました。小さな国際交流ができたと思います。
  当日は、私が予想をしていたよりも多くの入場者数で、用意していたお菓子も完売しました!皆さんにご協力いただいたものは、全て展示や試食、販売に使わせて貰いました。最後にはテーブルに何も無くなり、寂しいくらいでした。本当にありがとうございました!お手伝いに来てくださった方々もお疲れ様でした!
(イベント係 Oさん)

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オープンクラス

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今日はオープンクラスの日。
新米の班長にとっては久しぶりに気が安まる。
ここ2週間は、ボランティアと学習者の顔と名前を確認して、組み合わせをするのに精一杯だった。
  今日のオープンクラスは、ゲーム大会。市岡の名司会者 Kさんの仕切る中、豪華な賞品を目指して6チームの壮絶な戦いが始まる。最初は 各チーム(11人)が縦一列に並び、タオルを、先頭の人から、頭上もしくは股の下から次の人に渡していくゲーム。股の下から渡すのがタオルじゃなくボールだったら、まるでアメリカンフットボールでセンターからクォーターバックにスナップするみたいだな などと、つまらないことを考えている間にもゲームは進む。
  次は記憶ゲーム。各チームから選抜された3人が30の品物を数秒間?見て記憶し、その後、見たものを思い出しながら、一人が用紙に記入する。以前、僕の母が、病院で認知症かどうかを判定するのに、こんなのがあったことを思い出す。 タレントのタモリはこんなのが得意で、誰かが50ぐらいの品物を言うと、あとで言われた順番に復唱できるらしい。品物をイメージして、次の品物と関連させて記憶するらしい(この話は又聞きです)。
  最後は定番の伝言ゲーム。我がイヌチームは 間を置いて日本人を配置して、軌道修正をしながら伝える安易な作戦が功を奏し、”うさぎぴょんぴょんみぴょんぴょん”という外国人にとってまったく意味不明の言葉を正確に伝え切った。
  こんな頑張りも空しく、総合成績で6チーム中同点5位の残念な結果に終わってしまった。そしてフィナーレ。
  来週は区民センターで会いましょう。

(4班 Mさん)

  この日は、オープンクラスで全員参加のゲームをしました。
まず、パスゲーム。このゲームは、各班縦一列に並び、物<今回はタオルを使いました>を前から順番に回していき、早く最後の人までいった班が勝ちとなるものです。次に30個暗記ゲームをしました。これは各班、3人の代表を出してもらい、その代表者は30秒程お題の30個を見て、覚え、次の1分30秒程の時間内に覚えている限りの物の名前を紙に書いてもらいます。そして正解の数が多い順に得点をつけます。そして、最後のゲームとして伝言ゲームをしました。ネタは、<メダカの学校は小川の中>と<ウサギぴょんぴょんみぴょんぴょん>にしました。
私は今回もイベント係としていたので、人数が足りなかったチームが出てきた物渡しゲーム以外はゲームに参加しなかったのですが、今回は見ていても楽しく、参加者からは楽しかったと感想をいただきました。また最後に1位、2位、3位だった班は豪華賞品があり、私も参加者として、賞品もらいたかっなぁと思いました。しかし、イベント係という係の醍醐味は、皆さんが自分達の考えたゲームに参加して楽しんでもらえるということです。今回は、それを味わうことができたので、良かったです!
  イベントを終えて…今回も色々とハプニングなどがあり、私は軽くパニックを起こしてしまっていました。次回、もう少し冷静に、臨機応変に対応できるように頑張ります。

(イベント係 Kさん)

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それぞれのお正月、みなさんいかがお過ごしだったのでしょう

 12月の日本語能力検定試験も終わり、寒さが厳しくなってきて、教室から足が遠くなってしまいそうな季節ですが、学習者もボランティアもたくさん出席していて、教室は活気ついていました。
それぞれのお正月、みなさんいかがお過ごしだったのでしょう。

私と一緒に勉強している方は、台湾出身の方なので、元旦よりも1月下旬の旧正月の方が楽しみだそうです。
これからもまだまだ寒さが続きます。
今年度の教室も指折り数える限りとなりました。
体調には十分気をつけていきましょう。

(6班 Uさん)

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わからなかった漢字の2字熟語を紹介する

 今日も、私の正規の学習者さんではないのですが、最近ずっと担当させてもらっているベトナム出身の方と学習者しました。
彼<学習者さん>は、会話もしたいけど、検定試験の対策もしたいということで、今は検定試験対策としての漢字を集中的に一緒に学習しています。
手段としては、市岡にある貸出し可の本と、彼の持っているベトナム語で説明が書かれている漢字辞典、そして、今日は実践問題をする予定だったので、能力検定試験の問題集を学校の図書館で借りてきて、使いました。

  私は、学習者さんのわからなかった漢字の意味を説明するのですが、その時、必ずその漢字を使った2字熟語を紹介するようにしています。
例えば、<運>→運転、幸運、不運などです。
語彙を増やすという面では、役立つと思うのですが、2字熟語の意味をどうしても彼が理解できない際、彼の辞書を使います。
しかし時々、意味が載っていないものがあります。その場合、彼は英語が少しなら理解できるということなので、英単語を紹介し、説明します。

  これから辞書なし、英語なし、で日本語だけでその学習者さんに合った、説明ができるように、色々な説明の“引き出し”を増やしていきたいと思います。

(2班 Kさん)

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シエラレオネ出身のカナダ人

 今期連続3度目に担当となったA氏との勉強は、彼の持ってきた漢字表を元に復習という内容だ。
彼の勤務する中学校で生徒たちにテストされるのだと言う。 
彼は、シエラレオネ出身のカナダ人で、日本在住5年で市岡に来て足掛け3年ほどだろうか。
英語とフランス語が堪能だというが英語とフランス語は“family”なので「何にも難しくない」そうだ。

母国のシエラレオネは何語かというと16種もの言葉があって、A氏は何語かと聞いたが、笑って答えない。
言ってもわからないだろ、という顔だ。

市岡に来て最初の日一度担当したこと、また食事会で何度か一緒に食事もした仲なので担当をしていなくても親しく挨拶をする仲だ。
日本で英語教師の彼は日本語が不自由だと思ってはいるが日常会話の意思疎通には支障ない。

  漢字を書くことは、漢字ひとつ書いても書き順、部首の話、その字を書く熟語や文、表現の話につながることができる。
テストをされるという漢字は50個くらい並んでいるが、もっと簡単な字も先にやったらいいと思う字もありながら中学校で生徒さんたちと楽しくこの50の漢字を元に繰り広げているであろう様子を思いながら教えている。

50個の漢字の中でできる熟語はいろいろで、「気持ち」「気分」ができた。
「気持ちがいい、気持ちがわるい」「気分がいい、気分がわるい」同じ意味でもどうして何個も言葉があるのかとため息をつかれる。

  お能を鑑賞することが趣味だという彼は、日本文化にとても興味を持っているようで漢字ももっと体系的に覚えていってもらえたらいいのになと思っている。
漢字を勉強しながら、その字をもとに時々脱線しながら日本語を勉強していったら面白いかなと思っている。

(5班Yさん)

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今週もテレビ大阪の取材「ボランティア21」

きょうは台風でも来たのかというような、大雨大風です。
学習者の参加は少なく、ボランティアは余っている状態でした。

  開始から30分遅れて、私のところにも学習者が割り振られました。
インドネシアの人で、メッキの仕事をしているとのこと。母国で3ヶ月、来日4ヶ月程度なのに、初級前半レベルの会話は問題ないということに驚きました。我々日本人が中等・高等教育で6年かけても外国語の英語がしゃべれないのに…。あれ? 私だけかな?
  外国語と言えば、ボランティアさんの中には外国語のしゃべれる人が多いのに、またまた驚きました。賢い人が多いんですねえ。英語や中国語、何語かわからない語まで、右や左の耳から入ってきます。そのインドネシアの学習者は、教材を持ってきていなかったので、私の持ってきているものを出すと、1冊分修了しているというので、その辺から取ってきたフリーペーパーを教材に利用することにしました。求人誌だったので初級の学習に応用できそうな箇所が少ない中、
うんちく蘭を読んでみることにしました。わからない単語はいつものように絵を描いたり、辞書で調べさせたりして理解させます。
  わからない単語、「だいこん」。絵を描きました。わかりました。わからない単語、「片栗粉」。絵に描けません。身振りで表現できません。困りました。そのとき、隣の席から「スターチ!」というヘルプ言葉が左の耳に入ってきました。英語です(多分)。インドネシアの人とは英語が媒介語なのでしょうか。媒介語を使えば、意味はすぐに理解させることができます。これは失態。学習者の発話が減ってしまいました。意味の説明に媒介語を用意しなければならない記事を教材にした私が悪かったんですけどねえ。この日に限って、1つしか教材を用意していなかったのも何かの運でしょう。次回から、5~6冊持ち込みで気合いを入れますか!
(1班 Nさん)

57_1  今週もテレビ大阪の取材がありました。予定通りであれば、3月20日(金)朝10時からの放送だそうです。
テレビ大阪「ボランティア21」という番組です。
  写真は取材を受ける吉田理事長。

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「ボランティア21」の取材がありました

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今日は「ボランティア21」の取材がありました。テレビ大阪の金曜朝10時からの番組です。放送内容、時間等が決まりましたら、追ってお知らせします。
(広報担当)

先週に引き続き、本日の教室も学習者がまばら・・私が所属している5班もおとなりの4班もボランティアの方たちがテーブルで時間を少し持てあましている様子でした。
  19時半も過ぎ、もう学習者さんが来られる気配もないので、本でも読んで過ごそうかな・・と考えましたが、テーブルに座ってのんびりと教室の空気を感じるのも良いかなと思い、学習をしている皆さんを眺めたりしていました。何をお話しているのかは分かりませんが、なんだか皆さん穏やかな笑顔で楽しそう。隣のテーブルでは今日はじめて見学に来られた様子の学習者さんに説明をしているMさん。学習者さんは少し緊張した面持ちです。はじめてだもんね、そりゃ緊張するよね。そんな風なあれこれを思っていて感じたのは、学習している姿がほほえましい学習者とボランティアの姿は、少しづつ回を重ねてきてお互いに慣れ親しんだ信頼から生まれるものなのかもしれないなぁと、担当している学習者さんがお休みの私は、「私も学習者さんと学習したかったな・・」なんて思い、教室にいる学習者さんと向き合っているボランティアさんをちょっぴり羨ましく思ったのでした。
(5班Pさん)

  「せんせ ちゅうごく かえる」。
Rさんは、そう言いながら何やら、紙に1と9やら2などの数字を書いた。先週の授業を終えて片づけ始めた時のことである。彼女のことは昨年10 /30(金)の日誌に初登場していただき書かせてもらったが以来、毎週熱心に通ってくれて、同伴のお姉さんにお守りされながらの生後間もない赤ちゃんも周りの人たちの人気者になっている。そのRさんが「中国に帰る」って? 私のパートナーの王さんの紹介で初めて教室に来た時には「アイウエオ」も「こんにちは」も分からなかったRさんだが持ち前の「勘」の良さと、日本でこれから子育てをしながら暮らして行こうという「必要に迫られて」の必死の努力でみるみる上達していった矢先に・・・・。少々ショックを受けている私に隣の王さんが通訳をしてくれて分かった事実!そう、旧正月で1/21に帰省するってことなんだ!!日本に来て1週間で誕生した可愛い女の赤ちゃんをご両親やパパに見てもらってさぞ賑やかに旧正月をお祝いしたことだろう。
  Rさんのひた向きな努力と輝く瞳に背中を押されるように、私なりに毎週テキストを作った。「身体の部分」「食べ物」「挨拶のことば」「気持ちを表すことば」。女性同士の気安さから軽いボディタッチやら、手振り身振り、百面相の表情づくり・・・その上、下手なイラストを書いたりで、このところの教室は私にとっても「言葉の格闘技」の様相を呈している。ほぼ一ヶ月はお休みで、覚え立ての少しだけの日本語も忘れているかも知れない。でもまた元気で必ず教室に来てね!そして一緒にがんばりましょう!
  ところで今日は、久々に出席したサンディアさんが、TV大阪の番組「ボランティア21」(3月放送予定)の取材を受けるにあたっての打ち合わせがありサポートをした。そして王さんが「警察での通訳の仕事に携わることになったときのために、過去の大事件のことも知っておいた方がいいよ」と長男が図書館で借りてきてくれたという本「グリコ・森永事件」(宮崎 学)の話などに終始して同窓会のようでもあった。
(4班Sさん)

 

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港南中学校 国際理解のための交流授業

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 港南中学校の総合学習の時間に、多文化共生、国際理解のための交流授業を行いました。
  毎年恒例で、4年目くらいになるのではないかと思います。
  市岡日本語教室から、ナランフさん(内モンゴル)、サンディアさん(スリランカ)、王建珍さん(中国)の3人のベテランと、ヴァレリアさん(ウズベキスタン)、于晴初さん(中国)、ディランさん(アメリカ)、パトリックさん(アメリカ)の新人4人、合計7人の外国人学習者が参加しました。通訳として糸川さん、総務として瀬尾さん、コーディネイターとして札葉の3人の日本人ボランティアも付き添いました。
  最初、1年生203名を前に、それぞれが自己紹介と自分の祖国の話を簡単にしました。その後、6つのクラスに分かれて、それぞれ、自分の祖国を詳しく紹介しました。生徒たちも、事前にそれぞれの国について調べてきたものを模造紙に書いて黒板に貼り出したり、カラフルな飾り付けをしたりと、それぞれのクラスで取り組んでいました。
  生徒たちは興味を持って、熱心に話を聴いており、いろいろな質問も飛び出して、有意義な時間を過ごすことができました。今年の国際交流授業は成功のうちに終りました。
  協力してくださった学習者の皆さん、ありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。
(広報担当・札葉)

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11月の遠足について感想文

11月の遠足について、次のような感想文が届きました。
紹介します。

秋の遠足~宇治
  今回の旅は京都府の宇治市へ行って、美しい宇治川の風景、源氏物語ゆかりの地を散策しました。川沿いの参道でゆっくり歩き、涼しい風を吹きながら落ちた紅葉を踏み、“紅葉の色きはまりて風を絶つ”という宋淵の俳句を思い出した。やはり京都の秋は絶景だと思いました。
  先生達と一緒に握りを食べていろいろな話題を話して、本当に楽しかったです。食事後、平等院鳳凰堂、宇治上神社、上林記念館へ行って、歴史的な日本を満喫し、文化の力と美しさを感じました。留学生として私は、みんなと巡り合ってよかったと思っています。

(台湾 荘 祐青 ソウ ユウセイ)

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インドネシアのJ君とお正月の話や私の旅行の話

皆さん、明けましておめでとうござます。
今年もよろしくお願いします。2009年はどんな年にしたいですか?

  私は年末年始に久しぶりの海外旅行でギリシアとイタリアに行ってきました。
そのため未だに時差ぼけと現地での挨拶の言葉が頭の中に鳴り響いていて・・・なかなか日常を取り戻せていません。
そんな中今日は今年初めての教室でした。

  いつもお土産をいただいているので、今日は私がイタリアで買ってきたお菓子を班の方を中心に配りました。
現地で「キャンディ」と思って買ったら、何とゼリーでした・・・。
市岡教室内での飲食は禁止なので、皆様に配るお土産も個別包装で数があるのでないといけないので、毎回気を使いますね・・・。

  さて勉強ですが・・・担当のインドネシアのJ君がやってきたので、お正月の話や私の旅行の話をしました。
ギリシアの国の名前が通じなくて、前回のオリンピックの場所でやっとわかりました。ちなみに「アテネ」もインドネシアでは「アテナ」と発音するそうです。

  明日から寒くなるそうなので、体調管理に気をつけてといって今日の勉強は終了しました。

(2班Sさん)

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