Category Archives: 学級日誌

息子さんに勧められ 2022年9月30日(金)の学級日誌

9月30日(金)

コロナ禍のため、長いブランクの後、9月からボランティアを再開しました。今日は2回目です。2週間前よりも人数が増え、活気があるように思いました。

この日の学習者さんは、中国出身のTさんです。今、ひらがなとカタカナを勉強中。字がとてもきれいです。話の中で書かれる漢字はとても達筆!

家族の中で一番日本語が下手と言われるTさん、この教室に来たのは、一足先に参加した高校生の息子さんに勧められたからだそうです。歳を取ってから外国語を勉強するのは大変、と言われていますが、あきらめずにこれからも一緒に勉強していきましょう。

(4班 Yさん)

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中国の医療事情 2022年9月16日(金)の学級日誌

9月16日(金)
今週は中国北京出身の男性とお話しました。来日した約2年前から日本語を勉強したのに今では日常会話に苦労してないところが彼の聡明さを伺わせました。

ところで、皆さんアメリカで病気になると大金が必要とご存知でしょうが、中国の医療事情はご存知ですか?
私は医療従事者なのですが、失礼ながら知りませんでした。

彼の北京の友人の子供が、喘息などの呼吸器の病気になってしまい、数ヶ月間の治療で10万円もする事があったそうです。
大阪市では子供は1日1回500円で月2500円以上支払えばお金が返ってきます。

更にびっくりしたのは、医師の給料があまり良くないために、手術をするときには礼金という“袖の下”が必要なそうです。
儲けのために医師たちは手術をしたがるので出産となると、普通の分娩方法ではなく帝王切開をすすめたがるそうです(^^;

公立と私立の病院でも費用が変わるらしく、公立の病院の看護師さんは熱心な人が少ないのでみんな私立で出産したがるとか…

お国が変われば、な事情ですね。と言いますか、日本がすごく特殊な制度で守られているのだなと感じました。

(3班 Yさん)

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2年半ぶりの日本語教室 2022年9月9日(金)の学級日誌

9月9日(金)
今日は2年半ぶりに参加いたしました。

学習者さんの数も思ったよりもずっと多く活気がありました。

一緒に学習したのはネパールから2ヶ月半前に来日したNさんです。

数年前に先に来日したお母さんと二人で初めて日本語教室に来られました。
お母さんは日常会話程度話せますが娘さんは全く話せません。

普段は英語で会話しているらしいです。

テキストもなく何から勉強して良いのか迷いましたが今日は少しでも楽しいと思ってもらえたら次回に繋がるかなと思い簡単な英単語を交え自己紹介と体のパーツの日本語を勉強しました。

初めて使う日本語の発音がとてもクリアで驚きました。

不安そうにしている中でも彼女の笑顔が見れたのが嬉しかったです。

(2班 Nさん)

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8月の学習状況 2022年9月2日(金)の学級日誌

9月2日(金)
8月はお盆休暇があったため、学習日は3日でした。
学習者は59名、ボランティアは55名と、ボランティアが不足しています。

現在のところ教務も各班の応援に入ったり、見学者の方に担当してもらったりして、なんとかギリギリで対応しているのが現状です。
特に学習が始まる19時から19時半の間は、仕事や家事の関係で遅くなるボランティアもあって、学習者に対応できていないケースが多くなってきています。
このままの状況が続くと、日本語教室として信用の低下を招きかねないのではと考えています。

現在休んでおられるボランティアの皆さんにお願いです!
コロナの状況が状況ですのでお願いするしかありませんが、出てきてもいいと思われる方は現状ご理解の上、是非復帰していただきますようお願いいたします。
(教務 Aさん)

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孫のお守り笑 2022年8月26日(金)の学級日誌

8月26日(金)
今日も初めての学習者さんが数名いました。我が班には、フィリピンからの女性2名。特定技能で来日したばかりだそうです。担当するボランティアに引き継ぐまで少し話をしましたが、簡単な日本語の受け答えには問題ないように感じました。働きながら日本語教室に通うのは大変だと思いますが、続けて来てくれるといいなと思います。

7月から毎週来てくれる中国ファミリーがいます。お母さんと小学6年生のお姉ちゃん、そして幼稚園の弟くんです。昨年11月に来日して、以前から日本で仕事をしていたお父さんと家族水入らずで日本での生活を始めたばかりです。お母さんは、毎回担当ボランティアと熱心に日本語学習をしています。小学6年生のお姉ちゃんは、港区の小学校に通っていますが、週に2日は此花区の小学校で日本語の勉強もしているそうで、小学校レベルの「読む書く聞く話す」には全く問題ありません。短期間ですごいです。
最近は、お姉ちゃんは「夏休みの宿題」、弟くんは持参の「ひらがな読み書き教材」などを、並んでやっていますが、お互いにちょっかい出して、中々落ち着いてできません。
毎回、孫のお守りをしている気分で、楽しいです。

(1班・Mさん)

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中国出身のTさんと 2022年8月19日(金)の学級日誌

8月19日(金)
本日が二回目の参加という、中国出身のTさんと勉強しました。奥様も市岡で日本語の勉強されているのですが、訳あって今日はTさんだけのご出席でした。

今日の学習内容は、まず、他の日本語教室で勉強中の復習から。
絵カードを元に、一日の出来事を話す練習をしました。すらすらと、ほぼ問題なく進みましたが、誰かに出来事を質問する練習をしてもよかったなと、後になって思いました。

次に、小さなお子さんがいらっしゃるTさんの仕事の話から、フレックスタイム制や時短勤務(育児、介護)、幼稚園、保育所についてと、年長、年中、満何歳でどのクラスになるかの考え方などの話をしました。
無事に保育所が見つかることをお祈りしています。
(4班 Tさん)

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7月の学習状況 2022年8月5日(金)の学級日誌

8月5日(金)
7月の中旬からコロナの第7波が襲来し、大阪府知事から高齢者の不要不急の外出をひかえるように、という話が出ましたが。どっこい市岡の高齢者ボランティアは、ワクチン接種やマスクの着用・体温管理等、感染対策をキチンとしながら頑張っています。

7月の活動状況ですが、1日に七夕祭りがあったので正確な人数ではありませんが、七夕祭りを入れた5回の開催で、学習者は85名(前月より31名の増加)ボランティアは79名(前月より7名の減少)です。学習者の大幅増に対し、ボランテイアの第7波の影響による減少のため、ボランテイア不足が生じ、教務からの応援や学習者を複数担当すること等で、何とか乗り切ったという感じです。

しばらくはこのような状態が続くと思われますが、コロナに負けず感染対策をしっかりとして、みんなで力を合わせて乗り切っていきましょう。
(教務 Aさん)

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どうして日本語教室に 2022年7月29日(金)の学級日誌

7月29日(金)
今日は初めての学習者の方でしたのでお互いに自己紹介をいたしました。自己紹介の際に、日本語教室に参加するきっかけの話題になりました。
教室に参加されている皆様方はどのようなきっかけだったのでしょうか。日本語検定の勉強をしたい、諸外国の文化を学びたい、今回の学習者の方のような日本人の友達を作りたいなどの多くのきっかけがあると考えます。いずれも自分の意思で、意義のある前向きなきっかけです。市岡日本語教室にはたくさんの素敵なきっかけで溢れています。そのきっかけの背中を押せるような学習をしていきたいと考えています。
(3班 Tさん)

 

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洗濯物が乾く/を乾かす 2022年7月22日(金)の学級日誌

7月22日(金)
今週も活気がある市岡日本語教室でした。
新しい学習者さん、久しぶりに会う学習者さん、新しいボランティアさん、久しぶりに会うボランティアさん、参加者が増えると嬉しいです。

今日はフィリピンからの学習者さんと勉強しました。毎週来てくれてとても勉強熱心です。
N3のテキストで勉強しています。
今日の内容に
「洗濯物が乾く」
「洗濯物を乾かす」
がありました。
なにが違うのか分からないという顔をされました。
私も困りました。説明ができませんでした。
「洗濯物が乾かす」とも「洗濯物を乾く」とも言えない。「このまま覚えてください」とだけ言って次のページへ逃げました。
自分も成長しなければいけないと痛感しました。

この学習者さんはPEOPLE’S(ピープルズ)という輸入食品スーパーによく行くそうです。この紙袋がかわいいので私も買い物に行きたいと思っています。大阪には3店舗(天五、ドーチカ、なんばCITY)あるので興味のある方は是非足を運んでください。

(2班 Sさん)

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また共に学び会話をしよう 2022年7月15日(金)の学級日誌

7月15日(金)
今日は、初めて市岡日本語教室を訪れた人が多かったです。この教室も少しずつ活気が戻り、コロナ前ほどではありませんが、多くの人たちが国際交流を深めています。

私自身も2年ぐらいこの教室を休み、4月から活動に参加しています。私がボランティアを再開したきっかけは、中国の学習者さんからのメールでした。3月末に『先生一緒に勉強したいです。』という内容のメールでした。メールをもらった時はとてもうれしかったです。私は北大阪に住んでいるので、この教室まで1時間以上かかるのですが、学習者さんの笑顔を見たくて通っていた2年前を思い出しました。また学習者さんと共に学び会話をしようと、今日もこの教室に来ました。

どうか、しばらく休んでいる学習者さん、もう一度金曜日の夜、市岡日本語教室に来て、会話をし、交流を深めませんか?
この教室は、日本語を教えるだけの教室ではありません。学習者さんとボランティアのみんなが互いに学び交流する場所でもあります。みなさんの来室を待っています。

(1班・Tさん)

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