もう14年経ちました 8月26日(金)の学級日誌

「もう、14年が経ってしまいました」3班 堤田 伸佳  8月26日(金)の学級日誌

 私が市岡日本語教室にボランティアとして所属してから14年が過ぎました。そのキッカケはかって旅をした国々で出会った多くの人々。私を受け入れてくれた多くの人々になにか返しができないかと考えたことでした。外国人には日本の文化は独特で、食べ物も見ただけでは味が想像できない料理が多く、日本人が考えるよりずっと日本での暮らしは大変だと聞いています。日本人とっては生活するのにはとっても便利だと思いますが・・・・。
 私が外国人に教えたいのは日本語のみならず、日本の良いところ、悪いところを見てもらって自国の文化や生活様式と比較してもらい、日本を楽しんで欲しいということです。この14年の間に私も彼らから多くのことを学ばしてもらいました。自分の若い頃や今の若い世代と比較して考えさせられることが多々あります。ここ2~3年、日本への旅行者が急激に増え、市岡ので学習者像も変化したように思います。日本の文化を自国で学んで来日したり、日本のなにがしかに興味を持ってもっと深く日本を学びたいと来日する学習者が増えた気がします。時々若い学習者から知らないアイドルの名前やコミックのタイトルを聞かれて戸惑うこともあります。14年もボランティアをしていて恥ずかしいくらい進歩がない私ですが、これから来たる学習者にどんな日本語を教えるのか、日本をどのように伝えるのか、それらを日々考えながら、これからも学習者が楽しく学べるように手助けができればいいと思っています。

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