Category Archives: 学級日誌

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1月の活動状況 2025年2月7日(金)学級日誌

2025年2月7日(金)
1月は日本のお正月や春節等の行事がありましたが、昨年変わらず多くの学習者が参加され、学習回数は4回、延べ学習者数は131名(1回平均33名)、延べボランティア数は129名(1回平均32名)で、昨年来からの新規学習者の増加傾向も続いており、教室としてはギリギリの運営になっています。

特に19時からの学習開始時間になるとボランティアがおらず、学習者が一人になっているのが多々見受けられます。ボランティアの皆さんも仕事や家事でお忙しいとは思いますが、早く来れるときはできるだけ19時までに来ていただき、対応していただきますようお願いいたします。

オンラインでの学習は4回、延べ学習者は国内5名・海外3名の8名(1回平均2名)、一方延べボランティアは16名(1回平均4名)でした。

(教務 Aさん)

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「東京サラダボウル」2025年2月1日(土)学級日誌

2025年2月1日(土)
 「東京サラダボウル」というドラマをご存知でしょうか。現在NHK総合TVで放送中です。東京の警察署を舞台にしたドラマです。緑色の髪の毛の国際捜査課の女性刑事と元刑事で現在は警察の中国語の通訳人をしている男性が主人公です。彼らが日本で暮らす外国人たちが関係する事件や事故に向き合っていく姿が描かれています。
 技能実習生、在留資格、オーバーステイ、戸籍の売買等々、外国人たちが巻き込まれていく事件や犯罪を通じて、外国人を取り巻く状況が描かれています。
ニューヨークは人種の坩堝と呼ばれ、多くの民族が混じりあって暮らしています。現在の東京は多くの野菜がそのまま存在しているサラダボウルだと原作者は言っています。
 外国人労働者の数が過去最高となり、多民族化も進んでいます。大阪での現状はみなさんがご存じの通りです。ドラマではそんな中で外国人居住者たちが直面するさまざまな困難を丁寧に描いています。決して100点満点のドラマでもなく、現実はそんな甘くないよという指摘もあろうかと思いますが、日ごろ外国の方々と接する機会の多いみなさんにはぜひ見てほしい番組だと思い紹介いたします。
 毎週火曜日の夜と木曜日の深夜(金曜の未明)に放送されています。過去の放送分はNHKプラスの配信でも見ることができます。一度ご覧になってみてください。
(教務 Fさん)

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ワキワキしている😆 2025年1月31日(金)学級日誌

2025年1月31日(金)
Sくんは担当して5ヶ月ほどになるが、休んだことがない。金曜日の7時にはきちんと教室に来る。
日本語学校に通っているうえ、他の日本語教室にも行っているようだし、オンラインで授業も受けているらしい。
今までに会った学習者の中で一番熱心かもしれない。

日本語や日本文化に本当に興味を持ち、イベントにも積極的に参加する。
一人でも色々なところに出かけていく。
JLPTの勉強にはそんなに興味がないと言っていたが、12月のN2の試験前は図書館に通うなどして自習もしていた。
そして今日、合格したと教えてくれて本当に嬉しかった。
彼も喜んで、今、「ワキワキ」していると言う。
間違いがあれば訂正するが、時々「なんですか?」ということを言うので、会話が本当に面白い。

「なんでもやってみたい」「経験したい」と本当に好奇心旺盛なSくん。
12月のイベントの「お国自慢」でも発表をした。言いたいことがいっぱいあったようで、長い原稿を準備していた。
発表では時間が押してしまい、ちょっと焦らせてしまって申し訳なかったが、彼は「めちゃくちゃ楽しかった」と言ってくれた。
自分の言葉で自分のことを話せるのが楽しかったそうだ。
この言葉を聞いて本当に嬉しかった。

何でも積極的に楽しむ彼の姿勢は本当に素晴らしい。
今の彼の目標は、日本で就職すること。
最近は面接の練習もしている。
履歴書には「日本語能力試験N2取得」と追記された。
就職が決まれば、遠くに行ってしまうかもしれない。そう思うと寂しいが、希望通りの道に進めるよう応援したい。
「ずっと連絡はしてね。」とお願いしている。

(4班 Yさん)

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学習者さんの夢が叶いますように 2025年1月24日(金)学級日誌

2025年1月24日(金)
市岡日本語教室に来られる学習者さんはさまざまな目的を持っておられます。

今回は私が担当したお二人を紹介したいと思います。

最初に担当した方は中国から来られたAさん。

日本語学校に通いながら、日本での就職を希望されていました。

Aさんは日本語会話上級者でしたが就職面接は難しく「ネットで就職面接のビデオを見て勉強しても、日本語ネイティブ同士の会話は速くて省略も多く、あまりわからない」と話していました。

そこで、まずは模擬面接をして、日本語の問題なのか、学習者さん本人の考えの整理の問題なのかを一緒に確認しました。

その結果、ご本人の考えの整理が先で、次に自分の考えをどう日本語で伝えればよいか、の2つが課題として見えてきました。

そこで2カ月ほど質問と回答を繰り返すことでご本人の考えを整理し、強みや志望動機などをご自身の言葉で伝えられるようになりました。

最後にリクルートスーツの説明をして面接に臨み、関西にある日本の会社の就職が決まりました。

その知らせを受けた時は、自分の就職活動のとき以上に嬉しく感じたことを思い出します。

次に担当した台湾のBさんは12月に帰国されましたが、この方も帰国後は日系企業で働きたいとおっしゃっていました。

クリスマス前から就職活動をされていたそうですが、先日、日本企業の台湾支店で働くことが決まったとの連絡を頂きました。

春節明けの2月から勤務されるそうです。

学習者さんが夢を実現されることは、私自身の喜びでもあります。

今後も学習者さんの夢や希望をお聞きしながら、少しでも役立てるよう活動したいと思います。

(1班 Fさん)

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ミャンマーのKさんと🇲🇲 2025年1月10日㈮学級日誌

2025年1月10日㈮
今日はミャンマー出身のKさんとミャンマーの食べ物、服装、名所旧跡などについて話をし、日頃実感する事があまりなかったミャンマーの国情について理解を深める貴重な機会となりました。日本語学習を通して異文化交流できるのはとても楽しいです。Kさんは先に日本で暮らしていたお姉さんに進められ日本に来て働くようになったとの事。将来はミャンマーでレストランを開店したい夢をお持ちです。とても和やかな雰囲気の中で日本語を学んで頂く事ができて良かったです。会話の中で日本語の単語(例:「工事」)をご理解頂くのに結構苦戦し、自らの日本語の意味の伝え方の拙さを認識する機会にもなりました。これから、日本語の伝え方をもっと上手にできるよう工夫努力していきたいと思います。

(3班 Iさん)

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12月の学習状況 2024年12月27日(金)学級日誌

2024年12月27日(金)
12月の27日は、お正月を迎える準備のため教室はお休みです。また1月3日もお正月のためお休みになり、2025年の新年の学習は10日からになります。

新しい2025年は、戦争や争いのない平和な地球になるための第一歩でありたいですね。学習者やボランティアの皆さんにとって、新しい年が希望にあふれていることを願っています。

12月の学習は3回で、延べ学習者は70名(1回平均23.3名)、延べボランティアは101名(一回平均34.3名)でした。急激な寒さによるインフルエンザの流行が、学習者が少なかった要因の一つと考えられます。来る新しい年には、寒さにもインフルエンザにも負けずみんなで頑張って勉強してゆきましょう。

一方 オンラインでの学習は4回で、延べ学習者は9名(1回平均2.3名)延べボランティアは14名(1回平均3.5名)でした。

皆さん 良いお年をお迎えください。

(教務 Aさん)

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お雑煮とお国自慢と 2024年12月20日(金)学級日誌

2024年12月20日(金)
 今日は今年最後の活動日。少し学習した後は「お国自慢」のイベントがありました。

 中国のCさんとの学習。先週末の「料理交流会」に参加されていたので、お雑煮とお餅の話をしました。
 近くに座っている人にもそれぞれのお宅のお雑煮を教えていただきましたが、白味噌におすまし、お餅を焼く/焼かないなどみんな違っていました。おかげで、家庭の数だけパターンがあることを実証したような形になりました。
 また、中国のお餅は米粉に水分を加えて捏ねたものを成型し、蒸して作るそうです。日本みたいに餅つきはしないとのことでした。

 「お国自慢」では、みなさん上手にまとめられた資料をもとに分かりやすく発表されていて楽しませていただきました。2班からもインドネシアのAさんがお料理を紹介してくださいました。いつか行ってみたい場所、食べてみたい料理がどんどん増えていきます。資料の準備や発表の練習、スタッフ側も機材準備、司会やパソコン操作などお疲れ様でした&ありがとうございました。

では、みなさん良いお年をお迎えください。

(2班 Yさん)




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天保山商店会 餅つき大会 2024年12月15日(日)学級日誌

2024年12月15日(日)
あっという間に年末ですね。今年も港区餅つき大会に参戦させていただきました。 台湾でもお餅を食べる風習はありますが、食べ方や食べる時期は日本と異なります。 日本ではお正月に欠かせない食べ物としての存在ですが、台湾では割と日常的に食べています。 また、日本ではきな粉、大根おろしと醤油などをつけて食べますが、台湾ではピーナッツ粉やすりゴマをつけて食べるのが定番です。 初めて大根おろし醤油と一緒に食べた時は衝撃的で、正直に言うと10年以上経った今も慣れませんでした。個人的な感想ですが… 毎年、このように地域のイベントに参加させていただき、外国人である私にも地元ができたように思います。来年は、誘われなくても勝手に行かせていただきます!

(2班 ブルーさん)

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同じ時代を生きる仲間として 2024年12月13日(金)学級日誌

2024年12月13日(金)
 毎週、市岡の教室に向かう私のこのワクワク感は何だろう。この感情の理由は、2024年5月10日に出会った中国・上海出身のSさんとの交流と学びにあります。Sさんとの出会いを通じて、私はボランティアとしての自分が支えられていることを痛感しています。

 Sさんは2023年4月に来日し、日本の介護制度や福祉用具について学ぶため、凄い行動力を持って、さまざまな活動をしています。たとえば、京都、奈良にある神社、寺院を訪ねて歴史や文化に触れたり、全国各地の施設見学や研修会に意欲的に参加しています。熊本、東京、名古屋など、幅広い地域を巡るパワフルな行動力に、私は毎回感嘆しています。また、新たにものごとを学びとろうとする、ひたむきな姿勢に、心からエールを送りたくなります。

 Sさんは、自身の経験や考えを文章にまとめ、毎週私に見せてくれます。たとえば次のような内容です。①電動ベッドの使い方に関する研修の感想、②東京国際福祉機器展に参加しての感想、③介護事業者の倒産増加に関するニュースへの意見、④闇バイトの問題についての考察などです。こうした内容からも、Sさんの真剣な学びが伝わってきます。

 現在、Sさんは福祉用具関連の会社への就職をめざして、就職サイトのエージェント(担当者)との面談を何回か行っています。しかし、大阪での求人は非常に少なく、自動車免許が求められることもハードルになっています。また、日本の就職サイトへの不満や、外国人向けサイトの求人が東京に集中していることなど、さまざまな壁に直面しています。それでも、Sさんは面接練習のため、東京の仕事に関する面接をいくつか受けています。

 面接では、エージェントの話し方が非常に速く、Sさんもつい早口になってしまい、言葉がうまく出なくなってしまうことがあったといいます。また、「褥瘡(じょくそう)」という言葉を話した際、エージェントがこれを知らず、Sさんが「この言葉は「床ずれ」とも呼びます」と説明したところ、ようやく理解してもらえる場面もありました。

 Sさんのひたむきな姿勢に、私は深い感銘を受けています。同じ時代を生きる同士であるという想いをもって、共に学び、高め合える関係でありたいと願っています。

(1班 Gさん)

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11月の学習状況 2024年12月6日(金)学級日誌

2024年12月6日(金)
11月は学習会場の確保ができずに休みになったり、急な会場の変更があったりして、学習者やボランティアの皆さんにはご迷惑をおかけしました。

17日に行った堺への遠足では少し紅葉には早かったですが、世界一の面積を誇る大仙古墳(通称仁徳天皇陵古墳)を市役所の高層階から眺めたりして、楽しいひと時を過ごせたのではないかと思っています。

11月の学習は4日で延べ学習者数は120名(1日平均30名)、延べボランティア数は135名(1日平均34名)でした。11月は会場の変更等で学習の半分が朝潮橋の近隣センターだったので、学習者が少なくなったように思います。

12月は15日の日曜に天保山商店街での餅つき大会に参加しますので、興味のある方は担当ボランティアにご連絡ください。

オンラインでの学習は4日で延べ学習者数は9名(1日平均2.3名)で、内 海外の学習者は4名でした。また延べボランティア数は18名(1日平均4.5名)でした。

(教務 Aさん)

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