Category Archives: 学級日誌

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新人ボランティアです☺️ 2025年4月11日(金)学級日誌

2025年4月11日(金)
私はこの教室のボランティアは2月21日から6回目です。活動に慣れていない高齢者で、うまくコミュニケーションが取れるか不安もありましたが、初回から楽しく会話できました。教室に来られている学習者さんは熱心に日本語で話す努力をされているので、対応する側もやりがいがあります。

さて、今年度最初の4月4日は中国の無錫から来て三ヶ月目の人でした。初対面の方ですが、日本に来て短期なのに日本語やコミュニケーション能力が高くてビックリしました。途中からベテランのボランティアの方にも入っていただいて、漢字の簡略体の話や「無錫旅情」の歌詞に出てくる太湖と川魚の料理の話もしてくれました。更に彼女がスマホの画面を見せてくれたのですが、何んと万博の予約画面でした。このため万博の話もして多様で結構深い話も出来ました。彼女は中国の大学の日本語学科を出ていて平仮名、カタカナは勿論、日本の漢字も書けるのですが、日本語の日常会話が不足していると自覚して市岡に来られたみたいでした。本人は会話が下手と思っているようですが、来日三ヶ月にしたらコミュ能力は抜群に高い(拍手)ので感動しました。更に彼女はスマホを上手に使っていて、会話者とスマホで具体的な情報を瞬時に共有できることや頼り過ぎないスマホの翻訳機能の利用もコミュニケーションをスムーズにしているのだと思いました。直ぐに老人は追い抜かれそうです(^^)

(3班 Kさん)

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お花見🌸 2025年4月6日(日)学級日誌

お花見、今年も無事開催!
4/6(日)市岡元町公園で花見をしました。

心配していた雨も止み、開始時間の10時には気温も上がり、桜も満開でキレイでした!

学習者、ボランティア、元ボランティアさんも含めて25人近くの方が集まりました。

花見の日時が決まってからは、天気が気になり予報ばかりを見ていました。

1週間前の予報では雨のち晴れ。それも午後まで雨が残る、だったのですが、皆さんの思いが通じたのか当日は朝から晴れました!

風が吹いて桜の花びらが、はらはらと散ったので、指をさして「あれが桜吹雪です。本当の吹雪とは全然違いますが」と、学習者さんと少し日本語のお勉強。

持ち寄りのお菓子やおかずを食べならが、懐かしいボランティアさんも交えてワイワイと賑やかでした。

キレイなキンパの差し入れもあって、花も団子も盛りだくさんでした。

また来年も開催したいです。

皆さんも機会があれば参加してくださいね!

(イベントB Oさん)

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市岡の萬田久子 2025年4月4日(金)学級日誌

2025年4月4日(金)
市岡の萬田久子、これは私がつけた西本さんの愛称です。常におしゃれを欠かさないファッションリーダーのような存在。闘病中もつばの広い帽子を被り、颯爽と教室に現れる姿は、まるで女優のようにエレガントでした。

ちょうど去年の桜が咲く頃、西本さんがご病気だということを知りました。そしてまた今年も桜が咲き始め、とうとう一緒に見ることは叶いませんでした。

私は毎年、西本さんから暑中見舞いや年賀状をいただいており、そこにはオリジナルのイラストが描かれ、とても楽しませていただきました。しかし今年は1月中旬に、年賀状の代わりに1通のハガキが届きました。そしてそこには、こんなことが書かれていました。
「日本語教室に行き、皆様とワイワイ楽しく、一杯飲みながら過ごすことが出来なくなり、とても残念で悔しくてなりませんが、泣き言は言わず、これからも頑張るつもりです。」湿っぽいことを嫌う気丈な西本さんの姿が思い浮かびました。私はこれからの人生で、悲しいこと苦しいことがある度に、必ずこの「泣き言は言わず、これからも頑張るつもりです。」という西本さんの言葉を思い出すことでしょう。そしてまた、前に進んでいける気がします。最後まで色々なことを教えていただきました。西本さん、本当にありがとうございます。

(2班 Mさん)

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3月の学習状況 2025年4月4日(金)学級日誌

2025年4月4日(金)
3月は21日にオープンクラス・28日にボランティア研修があったため、学習回数は2回でした。
延べ学習者数は82名(1回平均41名)、延べボランティア数は67名(1回平均33.5名)で、今年度は継続的に言い続けてきたボランテイア不足は、改善されないままに来てしまいました。
しかし14日に開催した新規ボランテイア説明会には、多くの方にご参加いただきました。
またその中から当月中に7名の方に入会され、4月から新しいボランテイアとして活動していただくことになかったので、よろしくお願いいたします。
ただボランテイア不足を嘆くのではなく、28日の研修の発表にもあったように、別室でのグループ学習等も検討してゆく必要があると考えています。例えば日本語のグループ研修は当然ですが、皆さんが生きている地域のこと(歴史・地名・お店・祭り等)や、ボランティアの皆さんが順番に自分の得意としている分野の話をしする・学習者の方の日本での苦労話を聞く、そういうこともいいのではないかと思います。

オンラインでの学習は4回、延べ学習者数は11名(1回平均3名)、延べボランティアは17名(1回平均4名)で、学習者は国内から8名・海外から3名でした。

(教務 Aさん)

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研修会アンケート全文 2025年3月28日(金)学級日誌

3月28日 研修会アンケート

*日頃の困りごと、学習者さんとの向き合い方などよくわかりました。

*色々な意見を聞きこれからの問題にすれば良いと思う。

*3班を見学させて頂きました。何が何だか全然分からない状態でしたが、各々に問題点と改善点があるんだなあと思いました。各係の内容がわからない。

*一人が長く話して多くの人の意見交換が十分できなかった。

*話が途切れることなくディスカッションできてよかったです。皆さん日々教えるにあたって様々な工夫をされていてそれを聞けて良かったです。

*多くのボランティアの悩みが共有できた。改善のための方策提案も参考になった。

*他のボランティアがやっている学習方法が聞けることは大変良い機会です。そして、自分が行っているやり方がよいのか、常に疑問を持っていたのであらためて確認できることは良い機会だと思う。

*皆さんの教え方を知る機会となり勉強になりました。このような機会はもう少し作ってもいいと思います。組織運営については、毎年運営頂いている方には感謝申し上げます。ただ逆に入りにくいのもあり、もう少し一体感を感じられないことがあります。でも本当に助かっています。ありがとうございます。

*ライングループの提示〔見えるように〕。学習者に学習終了後に毎回感想、ボランティアを採点。学習者の定員制。グループ学習の導入。

*少しずれますが机の上に置く名札(大きいカタカナ、ひらがな)はどうでしょうか、まったく知らない方との交流がし易いと思います。(A4で簡単に作れます。)

*とても有意義な会合となりました。日本語教室でボランティアしてよかったと思う。

*各ボランティアの考えや悩み工夫を聞くことができて良かった。短い時間でも良いのでこのような意見交換の機会を持てたら良いと思う。

*ボランティア同士のミーティングというのははじめてです。
 やはり年一回はこういう場を持つべきでしょう。チャットGPTの応用これを使ってスムーズな会話。

*学習者さんとのかかわり方について話しました。

*むつかしかった。いろんな意見が聞けたことは良かった。

*班ミーティングやボランティアミーティングは別の機会で研修で日本語について学ぶ機会を持つことも続けてほしいです。

*いろんな意見が聞けて勉強になりました。

*このような研修ではなく、班ミーティングをやった方が良い。ボランティア中のコミュニケーションが全く足りない。同じハンデ知らないボランティアがいる。ましてや学習者になると名前も知らない。今回話し合たことが現実の運営にどのくらい反映してくれるか。研修要望 日本語教室の社会的役割について講話してほしい。

*今回のミーティング研修又ボランティアの方々と色々話しをする事が大切だと気付きました。よかったです今回。

*ボランティア同志のディスカッションにおいて皆さんの話が聞けて勉強になった。

*皆さんより良く教えようとしすぎるのではないか?学習者は会話を求めているので今のやり方で良いと思います。

*各班のミーティングが出来て良かったです。

*約半年のボランティアですが思いは伝わせていただきました。一つでも何かの参考に慣れてうれしいです。

*研修というか本日の様なボランティアのコミュニケーションの場があるとよい。

*ボランティア同士のディスカッションにおいて皆さんの話が聞けて勉強になった。

*初参加させていただきました。とても勉強になりました。ボランティア同士の交流、意見交換が大事だと感じました。ありがとうございました。

*ボランティアの意見や思いを聞けた事は良かったがその意見を反映していくことがテーマだなと思いました。

*各班の悩みなど多く聞く事が出来ました。

*他のボランティアさんの話が聞けて良かったです。ボランティアさんの考え方、対話に関して重要視されていることなど。

以上がアンケートを頂いた全文です。

(4班 Sさん)

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ボランティア研修会 2025年3月28日(金)学級日誌

2025年3月28日(金)
今回の研修会は日頃話し合う事の無いボランティアとの会話が出来、各班のディスカッション内容の発表を聞き、この研修会時間も有意義だと思いました。ボランティア各自が色々と工夫して学習者とあたろうとしている様子も良く分かり、今後の各自のボランティア活動が楽しく又学習者の手助けになるように活動が続けられると思いました。
ディスカッション内容は後日まとめます。

(4班 Sさん)

 

皆さん活動に問題意識を持って取り組んでるのがよく分かりました。「学習者がより日本語を学べる環境」という切り口で簡単にまとめると…

・LINEグループQRコードの掲示(休みの情報などもれなく伝える)
・学習者のよる学習内容の評価(アンケート、授業採点など方法は色々考えられるが一番重要な情報が得られる)
・日本語の教え方の共有(各ボランティアが工夫して例えばミニホワイトボードを使う、発音矯正表を使う、独自でテキストを作るなど良い教材や教え方があるのに他の方と共有できてない)
・マンツーマン状況を確保する(現状は来た学習者を全て受け入れるのでボランティア1人に学習者2〜3人など頻繁に起こる。これは学習者1人の発話量を考えると減らしている。他の教室の例では学習者の定員を設けて新規の学習者は予約して空きを待つなどのやり方もある)
・グループ学習を取り入れる(例えば日本語の挨拶を学びたい人、N3レベルで日本人と会話したい人、など同じ目的の人ならグループ学習は効果があり、上記の人数の問題にも柔軟に対応できる)

ディスカッションの一部ですが書いておきます。

(3班 Tさん)

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オープンクラス🏃‍♀️ 2025年3月21日(金)学級日誌

3月21日は今学期最後のオープンクラスでした。

初めての会場、そして久しぶりのオープンクラス。みんなで楽しい時間を過ごしました!

今回のプログラムは、スプーン競争、伝言ゲーム、○×ゲーム、当ててみてゲーム、そして最後はフルーツバスケット。

《動画スプーン競争》

《動画伝言ゲーム》

○×ゲームでは、正解の方にみんなが固まってしまう場面もあり、時間制限や難易度をもう少し工夫する必要があると感じました。

「当ててみてゲーム」は、今回初めての試みでした。ジェスチャーゲームの変則版で、日本語でヒントを考えてもらい、みんなでお題を当てるゲームです。

ルールは、日本語だけを使うこと、ジェスチャーは使わないこと、そして鳴き声や会社の名前は使わないこと。

上手にヒントを出しながら、みんなで盛り上がっているようでした。

フルーツバスケットは、「りんご」「メロン」「バナナ」「ぶどう」のグループに分かれ、椅子を取り合います。

同じ人が何度かオニになることもあり、そこも面白いポイントになっていたようでした。

「楽しかった!」という声を聞くことができ、とても嬉しかったです。

次は、よりルールを分かりやすくする工夫をして、さらに楽しめるオープンクラスにしていければと思います。

(4班 Yさん)

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こどもパラダイス 2025年3月20日(木)学級日誌

2025年3月20日(木)
20日の「こどもパラダイス」に参加してきました。
初めのうちは、お父さんやお母さんと一緒に恥ずかしそうに「こんにちは」と挨拶してくれていましたが慣れてくるとだんだんと元気な声で会話をしてくれる子供達がたくさんいました。
上手に話せると周りのみんなと拍手をしたり、挨拶のできた国のシールを集めたりお互いが笑顔になれる時間がたくさんあり、シールが無くなって追加をするぐらい大人気でした。

子供たちと会話をする事が少ない学習者さんも、「優しい言葉」を選んで話す姿がとても楽しそうでした。

市岡日本語教室では班が違うと話しかけるきっかけがなかなか見つかりません。
イベントに参加してみれば、初めて会う人や班の違う学習者さんやボランティアさんとの共通の話題が見つかったり、ちょっとした冗談から新しい言葉を覚えたりと良いことがたくさんあります。

これから先も市岡日本語教室のLINEグループにイベントの告知があります。
少しでも興味を持って話を聞いてみたいなと思ったらボランティアさんに声をかけてみてくださいね。

(3班 Yさん)

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外国人留学生が病気になったら 2025年3月14日(金)学級日誌

2025年3月14日(金)
一緒に勉強をしている中国人のTさんが、先日の午後、ひどい腹痛に襲われ食事もできない状態になりました。とても苦しかったため、病院で診てもらうことにしました。まず、周辺のクリニックをインターネットで探し、電話をかけてすぐに診てもらえるか確認しました。そして、翌朝、近くのクリニックへ向かいました。

Tさんは昨年7月に来日したばかりで、現在は日本語学校に通っています。しかし、日本語の会話力は、まだ十分に言いたいことを伝えられる程度には達していません。

クリニックの受付では、看護師さんがTさんの日本語が十分でないことに気づき、スマートフォンの翻訳機能を使って詳しく症状を聞いてくれました。そのおかげで、本来なら自分で記入しなければならない問診票を書かずに済みました。Tさんは看護師さんが親切で優しかったので助かったと言っています。診察の後、お医者さんは3日分の薬を処方してくれました。受診後は薬を飲み、お粥など消化の良いものを食べて安静にしていたところ、幸いにも症状が改善し、最初の受診だけですんだようです。

外国の方が日本で暮らしていると、病気になったときにとても心細く、不安に感じることが多いと思います。私は以前、Tさんに健康保険の仕組みや高額療養費制度について説明し、病気になってもお金のことはあまり心配しなくてよいので、我慢せずに医療機関を受診するよう勧めたことがありました。しかし、実際に病院を探したり、受診する方法については詳しく話したことがありませんでした。そのため、内科・外科などの診療科の種類や問診票の書き方などについても、事前に話をしておけばよかったと後悔しました。とくに、Tさんのように若く、これまであまり病気をしたことがなく、また、日本で病院に行った経験のない人には、こうした情報を伝えておくことが大切だと感じました。

(1班 Hさん)

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二人の学習者 2025年3月7日(金)学級日誌

2025年3月7日(金)
今日は二人の学習者を担当しました。
御一方はシンガポール出身の女性の方で、去年の四月に日本に来る前に4年間日本語を勉強していたそうです。
日常会話には不自由がなさそうでした。N1にチャレンジするそうです。シンガポールのことをいろいろお聞きしました。イギリス人の故ラッフル氏が植民地としてのシンガポールの礎を築いたことなどシンガポールの簡単な歴史、有名なシンガポール動物園の話、シンガポールとマレーシアの経済格差の話、公用語は英語で次に中国語、マレー語、タミル語などが4大言語だそうです。シンガポールの人口のうち7割が中国人だそうです。
北海道に行って札幌の雪まつりを見で感激したようで、雪を見たことがないので面白かったとのことでした。日本のおすすめの観光地はあるかと聞かれたので、日本はどこも「波がちゃっぷ々、々」の景色か、または「箱庭の文化」だからどれもこれもスケールとしては小さいけど細工は細かい景色ばかり、日本人が得意とする文化そのものだと答えました。大きな景色と言えば、あえていうなら北海道と阿蘇くらいかな。4月には帰国してまた秋に来日するそうですから、秋の上高地に行ってみたらとお勧めしました。

もう一方は中国の広西出身の男性の方で、おととし日本に来る前はペとナムに仕事で13年間いたそうです。コロナでいったん中国に帰国し、その後来日したそうです。日本語はあまり得意ではなさそうで、ベトナム語の方が日本語よりわかるようでした。13年間もベトナムにおられたのですから当たり前と言えば当たり前ですけど。ベトナムが何であんな長い国なのかお聞きしたところ西側に南北に繋がる長い山脈があって昔は容易には山を行き来できなかったからだそうです。そういえばペルーも東側に長いアンデス山脈がありました。日用品を取り扱う貿易の仕事をされているそうで、職場は中国人ばかりなので日本語を使う機会がなく、毎週のこの教室が唯一の日本語を話す場所だそうです。仕事と旅行でタイ、ラオス、カンボジア、インドなどにも行かれたそうですがシンガポールは行ったことがないとのことでした。「中国人が7割もいるのに惜しかったね」と三人で笑いました。またタイやラオスの話をお聞きしたいと思っています。

学習者の意欲にはいつも頭が下がり毎回いい刺激を受けています。ここの日本語教室のメリットは居ながらにして各国の生活や文化のイメージがある程度掴めることです。正に「ところ変われば品変わる」の世界ですね。

(4班 Kさん)

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