目標は日本で就職すること 2025年12月26日(金)学級日誌

2025年12月26日(金)
私が一緒に学習しているTさんは、中国出身の留学生です。去年7月に来日し、日本語学校で学んだあと、現在はビジネス系の専門学校に通っています。Tさんの目標は、日本で安定した仕事に就き、日本で暮らすことです。その実現のために、Tさんは中国で5年間働いて、来日後の生活費や学費を自分で貯めました。親からの仕送りはなく、昨今の物価高も相まって、経済的にはたいへん厳しい生活を送っています。それでも、目標達成の決意は固く、学校の勉強に熱心に取り組み、放課後も自習室に残り努力を重ねています。そして、日商簿記2級の試験に何度も挑戦した末、先月、ついに合格を果たしました。

私は、そんなTさんを心から応援したいと思っています。特に日本で働くためには、日本語でのコミュニケーション能力が欠かせません。そこで、少しでもTさんの会話が上達するよう、サポートしたいと思っています。先日、就職面接に向けた自己PRを作成する宿題があった際には、本人の長所や強みについて話し合いました。協調性、積極性、責任感、忍耐力などの項目について、その長所がTさんに備わっているかどうか、また、その根拠についても考えました。とても真剣な話し合いができたと思います。

ところで、Tさんが卒業後に取得を考えている在留資格は、いわゆる「技人国」(「技術・人文知識・国際業務」)です。これは、企業でホワイトカラーの仕事に就く外国人のための就労ビザであり、多くの留学生が取得しています。近年、「技人国」の取得数は急速に増加しており、外国人の活躍の場は、技能実習のような現場労働だけでなく、サービス業やオフィス業務にも広がり、その存在感はますます大きくなっています。

外国人が増えることに心配する声もあります。しかし、Tさんのように日本で就職をめざす外国人の多くは、日本語を懸命に学び、日本の文化や社会になじもうと努力しています。彼らはきっと、日本社会にとって、重要な存在になっていくと思います。
(1班 Hさん)

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