送別のひととき

于くん

于くん

 いつものことだが少し遅れて教室に入ってくると、私たちの班のみんなに「こんばんは!」と声をかけ誰とでも気軽に話をしてくれた于くん。
その爽やかさと明るい品性は育ちの良さからなんだろうなとも感じていた于くん。
その彼が府立大学での10ヶ月の研究を終えて中国に帰国する。
市岡最後の日となった28日の区民センターの自由学習のあと、行きつけの中華料理屋さんで、ささやかな送別のひとときを持った。
北京の大学でも経営学を専攻し、一時休学をしてきたので、復学して研究に勤しむという于くん。
日本語の発音が滑らかなのは、初めて日本語の学習をしたときに「音声学」から学んだからとのこと。
なるほどと皆が納得。
お店にあった彼の実家の青島(チンタオ)のカラー写真を見て美しい町並みに歓声が上がった!
「まず僕の家のある北京に来てください。それから青島にご案内します。両親の郷里には皆さんが泊まれるほど大きい家がありますから・・・」

!本当にみんなで押し掛けて行くかもね。元気で頑張ってください。そしてまた、市岡にも帰って来てくださいね。

(4班 Sさん)

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