イギリスから来ていたDさん帰国

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今週も、長い間来ていた学習者が一人帰国することになりました。
イギリスから来ていたDさんです。彼は日本に5年、市岡には3年くらいになるそうです。
彼もNOVAの犠牲者の一人です。
出会いと別れがこの教室の宿命とはいえ、寂しいものです。
帰国後のご活躍をお祈りいたします。

(広報担当)

 

夏休み明けということもあって、新規学習者が多く見られ、全体的にも参加者の多い学習日でした。
きょうの学習者は中国の人です。
来日から半年以上経っているものの、まだまだ「ます」「ました」「ません」「ませんでした」の扱いが未修得で、仮名の当て読みがしばしばみられるなど上達速度は早いとは言えません。
ここ数ヶ月、私が受け持つことが多かったので、やはり教え方に問題があるのか…。
そう考えたりもしますが、学習者の年齢によって上達速度や修得の限界があるのです。
20歳前後の学習者は、理解も早く記憶も確かです。
逆に40-50歳代の学習者はそれが劣っていて、指導に時間がかかってしまいます。
学習者の過去の教育課程にもよりますが、第一外国語を学習した経験のない人は、語句の品詞や時制の概念を理解できない場合が多いようです。
文法を理解できなくても、日常会話は流暢な学習者もいますが、この学習者の場合、みんなのにほんごを読んで、わからない単語があれば尋ねてきますが、ほとんどが読んで終わりなので、指導側は理解できているかどうかがつかめません。
復習を持ち出そうとしても、先に進みたがるので、学習者のペースにはまっています。教えるのは難しいです。

(1班Nさん)
彼女はまだ来日3ヶ月です。気長に教えてあげてください。
(広報担当)

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