大連海洋大学には本屋がない。それで、時々、バスケットコートの横で本屋の出張販売がある。参考書から小説までいろいろならんでいるが、日本の小説も人気のようだ。村上春樹も人気だが、それ以上に人気があるのが東野圭吾。今日、何冊出てるか数えてみたら、25冊も出ていた。
それを、微信で発信したら、やっぱりここにも東野圭吾フアンが結構いた。
彼は、なんと、私の出身校の後輩にあたる。これってちょっと自慢かな!?でも、正直なところ、これまでに読んだのは新聞連載の『手紙』ぐらい。それが、高校時代の友人が大連出発前に面白いから大連に持って行けと渡してくれたのが『天空の蜂』。それも今日中国語訳が並んでいた。
日本と中国の若者は文学からもつながっていくことができるように思う。でもその割には、中国現代小説は日本であまり見かけない。私も読んだことはないか。ノーベル賞作家でありおそらく中国で最も有名な作家莫言の『紅いコーリャン』も映画は観たが原作は読んでいない。
今度、日本に帰ったら、一冊買って持ってこよう。