12月14日(金)学級日誌

市民学習センターでの開催となった今日、3~5班の教室で は学習者の欠席が目立ちました。先月から一、二週おきに会場が変わっているからややこしい、クリスマスシーズンの週末で外に誘惑が多い、寒 い、と様々な原因が考えられますが、出席したくても仕事やアルバイトが忙しくて来られないという人も少なからずいるようでした。私が担当して いる台湾出身の学習者さんもその一人です。一年間のワーキングホリデービザで滞在している彼女はアルバイトに応募しても「数ヵ月後には帰国し てしまうから」という理由で断られることが多く、ようやく採用になったベッドメーキングの仕事では必要な額の収入を得ることができないという 状況でしたが、この度めでたく希望にかなうアルバイト先が見つかったと連絡がありました。但し夜8時までの勤務なので、日本語教室にはもう行けない、と。とても人柄が良く、 学習にも意欲的だった彼女と今後教室で会えなくなるのは本当に残念ですが、職を得た知らせは私にとっても大変喜ばしいものですし、他で会う機 会もまだまだあります。教室後の課外活動(?)にはいつでも参加してねとメッセージを送信すると、早速勤務終了後に友人も連れて来てくれ、皆 で楽しい時間を過ごしました。今後もアルバイトが休みの日には学習やイベントにぜひ参加したいとのこと。これは担当である私一人だけでなく、5班や他の班の皆さんが日頃から彼女に声をかけ、温かく接してくださっていた からこそ出てきた言葉だと思います。このような心の交流ができる市岡日本語教室に改めて感謝した一日でした。

(5班 Aさん)

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