11月16日(金)学級日誌

私は今年4月のスタートより、担当の生徒を受け持たせてもらっています。3月の末に見学に来ていきなり、一人の(その頃21歳)の女性と巡り逢いました。簡単に担当を持たせてもらっ たと言うよりも、巡り逢うべくして逢ってしまった彼女です。私は初めてだし、緊張しいだし・・・その心配を埋めるかのよう に彼女は私の心の中に自然に飛び込んで来てくれました。今日は市岡の感想をと言うことでしたが、授業が 始まると正直、生徒と私の二人の世界です。他のことは聞こえてこないほど。普通に感想で良いとのことでしたので生徒とのこ とを書いています。生徒は最初私のことをどう呼んで良いのか?悩んでいたように思います。先生にしては頼りないのでしょ う。ある時から「おかあさん」と呼んでくれるようになりました。私も子供がいないのでそう呼んでもらうことが嬉しいし、純 粋で真っ直ぐな彼女は日本語を少しでも上手になりたいと言う姿勢を私に見せ、私もそれに応えるべく色々な参考書を書店に見 に行ったりしました。「早くおかあさんに会いたい」「少しでもおかあさんと話したい」といつも言ってくれるし、私も気持ち は同じです。それに生徒は私に「おかあさん、私がタイに帰っても忘れないでください。」胸を打つ言葉でしたし、勿論、忘れ るわけがありません。最後にお別れがくるときに私自身の気持ちはどうなるのだろう?と思うぐらい本当に良い生徒と巡り逢えたと思っています。彼 女に巡り逢わなかったら今の楽しい気持ちの私は半減していたでしょう。でも、ここ市岡教室の門を叩かなかったらこの出逢い はなかったのです。市岡教室に感謝しています。 皆さんも色んな想いで来られてる方々でしょし、良い方がお集まりだと承知しています。市岡教室がいつまでも 日本と諸外国を繋ぐ架け橋となって居続けてください。
(2班 沼田さん)

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