11月21日の学級日誌

私が今担当している学習者は台湾出身の若者だ。

彼は来日3年目で日本語学校を皆勤で卒業して現在は就職活動中だ。
面接には何度も行っているがなかなか良い結果は得られないようだ。
日本の大学生たちからも何十社も受けたとかいうような話を聞くが、今の就職状況はどうなっているのだろう。
もちろん、昔から就職活動はそんな簡単なものではなく、いくつもの会社を受験したものだが、それと比べてもひどすぎる。大学3年から就職活動を始めるというのでは、落ち着いて大学生活も送れない。
就職予備校としての大学、大学予備校としての高校。本当の学び、楽しい学校生活を取り戻すことはできないのだろうか。

私たちの日本語教室では楽しい学びが実現できていることを信じて、彼からの嬉しい通知を待ちたいと思う。

(2班 Fさん)

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