長く続いているボランティアさんの学習方法

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先週に引き続きボランティア研修会を開催しました。
今回は初めての試みとして、各班から長く続いているボランティアさんに出てきてもらって、それぞれが工夫している学習方法について発表していただきました。
それらの発表の中で、私が、特に重要だと思ったことをいくつか挙げておきます。

1.休まない。(せっかく来たのに先生がいないと学習者はがっかりです。)
2.学習者にできるだけたくさん発話してもらう。(いい聞き手になることは大切です。たどたどしい話しぶりにつきあうのがボランティアの役目。)
3.例文をたくさん出す。(例文をたくさん考えている間に、使い方のルールや他の表現との違いなどが分かってきて、説明もうまくいくことが多いです。)
4.日本語で教える。(ボランティアの外国語の勉強の時間にしてしまわないことが大切です。)

どれも以前からの研修等で指摘されていることばかりですが、あらためてこういうことの大切さを感じました。
(2班 Fさん)

前夜の野球観戦の余韻(酔い?)も醒めて、気持ちを入れ替えて教室に入る。
今日は先週に引き続き、ボランティア研修会。出席者は、ざっと見渡して40人位。
ただ、今日はいつもの研修会のように、講師の先生が講義をする形式ではなく、1班から6班までの代表がそれぞれのテーマで発表するというやり方。
テーマは たとえば「教え方の工夫」や「長続きをした秘訣」など。持ち時間は1人8~10分プラス質疑応答5分。まったく初めての試みなので、発表するのを待つ各班の代表者は何かしら緊張した面持ち。百戦錬磨のSさんもいつもと違う。
いよいよスタート。「人前で話すのは苦手です」と前振りされた方もいたが、どうしてどうして皆さん要領よく発表を終えられた。学習時に使用しているテキストを紹介したり、絵カードなどのツールを見せたり、パートナーの学習者にもマイクを渡して意見・感想をいってもらったり、みなさんの学習の様子がよく分かった。
全ての発表が終了し、再度質疑応答・意見が促されたが、意外に質問が少なかった。
アンケートもなかったので、あとで何か気がついたことがあればブログでもかまいませんのでお願いします。
(4班 前田さん)

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