そして挨拶。最初の挨拶は、ドレミ音階の「ラ」の高さで発声すると印象が良いとのこと。これは普段、まったく意識していませんでしたが確かに効果がありそうです。ちなみに朝、子供を送り出す時もラの音で「いってらっしゃい」と声をかけると、子供もその勢いで元気に出掛けることができるそうです。また、普段の会話は「ミ」の高さが安心感を、「ソ」が前向きな気持ちを伝えてくれるということで、なんだか科学的で興味深いお話。音痴の私にどこまでできるかは分かりませんが、早速試してみたいと思います。
もうひとつ真似したいのが、「相手の国にちなんだ物を身につけていく」ということ。竹之内先生はお相手の出身国の特産品アクセサリーを身につけたり、それが難しい場合は国旗カラーをコーディネイトに取り入れたりされているそうで。これって、美智子皇后やダイアナ元英国皇太子妃も実践なさっていたと聞いたことがあります。やっぱり、人の心に入っていくにはそれなりの心遣いが必要ですね。今日は学習者さんの国の言葉で挨拶してみよう!と思いつつ、毎回「こんにちは」とつい日本語が出てしまう私はちょっと反省でした…。
日本語を教える前に、まず学習者さんにとって魅力的な話し相手であるか。自分を振り返る良い機会になりました。暑い中お越しいただいた竹之内先生、また準備してくださった班長Sさん始め教室の方々、ありがとうございました。
(5班 Aさん)