台湾からの留学生と日本地理の勉強

 学習者から「先生」と呼ばれることに、少し気恥ずかしさを感じながらボランテイアをはじめて、もうすぐ1年になります。
その間に関わった学習者は、ベトナム・中国・韓国・台湾と4ヶ国になりますが、いまだに試行錯誤の連続です。

最初に担当したベトナムの学習者は、日本語検定を受験するとのことだったので、学習者が持ってきたテキストを中心に勉強していましたが、現在の学習者の人たちには、日本で生活をしている間、少しでも日本の文化や生活に触れて、楽しんでもらいたいと思い、日常会話だけでなく小学校6年生の日本地理と日本歴史の参考書で、学習を進めています。
小学校の参考書とはいえ結構難しくて、学習者からの質問に、きちんと答えられないことも多く、老化しかっている脳を必死になって活動させています。

最近はボランテイアの数が足らないようで、2人3人担当することも多かったのですが、今回は台湾からの留学生であるKさんと日本地理の勉強をしました。
「山脈」「山地」「高地」等の違いや、その中での「険しい」「なだらか」・「登山」「ハイキング」の違い等を使って、時折脱線しながら学習を進めました。

学習者の皆さんは非常に熱心で、我々ボランテイアのほうが刺激を受け、活力を与えてもらっています。
この教室が学習者にもボランテイアにも楽しい場になるよう、少しでも力になれるよう、これからも頑張っていきたいと思っています。

(3班 Aさん)

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