中国の人は非漢字圏とは別の悩みがあるようです。

今日は雨がぱらつき始めたせいか、ボランティアも学習者も集まりが遅く、7時になっても2/3ほどの席が空いている状況。
担当の学習者が10分過ぎても現れなかったので、ピンチヒッターで今日休みのボランティアの学習者の相手をすることになりました。
相手は今までも何回かピンチヒッターで担当したことのある中国人のご夫婦です。

中国の人は日本語の漢字の「読み」にはずいぶん苦労しており、非漢字圏とは別の悩みがあるようです。
「訓」は当然として、「音」でも中国語と同じ発音は非常に少ない。おまけに、中国語と同じ漢字でも意味が異なるのが結構ある・・等。

今日も母語干渉の新しい発見がありました。「クラスで ○○さんが いちばん 若いです」という文で、しばらく考え込んで「若い」というのはどういう意味ですかと聞くので、“年軽”と答えると「ああ・・」と思い出したように納得しましたが、それでも怪訝な様子です。
中国語の“若”には日本語の「若い」という意味は無く、どちらかといえば書面語で「若し(も)・・・」という場合に使い、日常の口語ではあまり使いませんから、なんでこんな場面で“若”という字が出てくるのか考え込んだようです。

(2班、H.I.さん)

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