12月13日(金)学級日誌

 台湾のショウさんが日本の花札を持ってきて教えてほしいと懇願された。私自身中学時代にした事あるが、なつかしさはあるがほとんど忘れていて、知人に聞くか本で読んで、後日教えることを約束した。日本の子どもたちもゲーム器中心でトランプすらも少ないのでなかろうか。近くの図書館で探したが、なかったので市内の図書館に2冊あり予約した。

学習者3人の修了書授与式があり、2班の李君(中国)と余さん(台湾)5班の林君(台湾)。受領後の挨拶で、李君は「2年前の10月に日本に来てほとんど日本語も喋れなっかたが、市岡日本語教室に来て様々な国の学習者が体を使って喋っていて、それに励まされた。日本の事情、文化など色々教わりありがたかった。辛い時もあったが教室に来て元気をもらった。こんな組織はありがたい」と流暢な日本語であった。来年4月から念願の明治大学経営学部に入学し、将来は日本の企業に就職したいと目を輝やしていた。

余さんは「教室に来るのが楽しみで11月の京都伏見の酒蔵、御香宮神社見学のハイキングや、ボランティアの先生方に色んな所へ連れていってもらって楽しかった。台湾に帰って就職します。是非遊びに来てください」と嬉しそうに話していた。11ヶ月の日本語教室であった。

その後、弁天町近くの中華料理店を借りきり,ボランテイア、学習者30名参加で10年余りボランティアをされた松本夫妻が福岡に転居されるので,同時に送別会を盛大に楽しく行った。御夫妻を知る旧いボランティアも数人駆けつけ別れ惜しんでいた。「福岡でも日本語教室を探して頑張ります」と笑顔で挨拶された。健康に留意され是非とも頑張って頂きたい。

(2班 田渕さん)

This entry was posted in 学級日誌. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA