国立か公立の理工系の学部を受験したい

学級日誌  ボランティア 薮井寿男
学習者、中国遼寧省沈陽市出身 陳 陽18歳 今年10月に来日。
すでに中国で日本語能力検定試験の一級を取得。今は日本語の専門学校で学んでいる。
大学受験は、国立か公立の理工系の学部を受験したいと考えている。
すでに東京大学にも願書を提出済み。あと複数の学校を受験予定と言う。
私も、沈陽市生れだと話すとびっくりしていた。私が彼女の指導したのは、今回が2回目の授業。何を指導してほしいかと訪ねると、先生の話や耳に入ってくる日本人の日常会話が速すぎるのと、大阪弁が理解できないという。
私は、「日本人で標準語だけを話しているのはアナウンサー位で、私生活では出身地の方言訛りで話していると説明した。」どうやら東京弁が標準語だと勘違いしているらしい。私が「標準語で話してるのは、外国人ぐらいだ。」と話すと、受けたのか笑っていた。
そこで、大阪弁の特徴的な言葉使いに、何でも省略する言葉が多いことを事例に挙げて説明。例えば、上本町六丁目を上六等と簡単なことから指導。その他「…けど」「お前」「しゃないやんけ」等の大阪弁を指導した。来日してすぐの外国人には難解な言葉が一つでも、謎解きできればと思い指導している。早く大阪弁恐怖症から脱出してほしい。

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