過去の試験問題(3級の読解・文法)を練習

 今年も一ヶ月余りでクリスマス、そしてお正月。
年内の勉強会はあと2回で終了。
来週の日曜日はいよいよ日本語能力試験日、受験の皆さんは追い込みの勉強を必死にされていることでしょう。

  今日は夕方からの雨もあり、学習者の来室が気懸りであったが、7時過ぎにはいつものクラス以上に多くの人達が来てくれ、活気に溢れる教室となった。
(でもよく顔を見せていたALTの皆さんが近頃来なくなったのがちょっと淋しいですね。彼らが来れる環境作りを考える必要があるかも。)

  私の担当していたオーストラリア人学習者が仕事と一時帰国のため、年内は市岡日本語教室を休まれるので、今日は以前数回指導したことがあるベトナム人男性を受け持つ。
彼は1年前に研修生として来日、港区の会社で働く。
職場の雰囲気や彼自身の努力で日常生活の基本的な会話については不自由しない状態である。
教室では文型文法を体系的に習得して会話能力をもっと向上させたい。
そして自分の日本語能力のレベルを知るため、3級を受験すると話す。

  従って、今日の学習は、過去の試験問題(3級の読解・文法)を練習し、不正解問題について説明を行った。
やはり、待遇表現(敬語)や授受表現(あげる、くれる、もらう)、そして使役の受身形等で手こずっていたが、文法と文型について解説すると理解も早く、類似問題を提供すると正しく解答できるようになった。
試験まであと1週間、弱点項目を復習し、合格される事を期待する。

(5班 Mさん)

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