日本語能力試験3級を受けたい

2学期から担当している今の学習者はインドネシア研修生で、10月中頃までは7時をだいぶ過ぎてからグループでノコノコやってくることもあって、休むのかどうか分からず対応に困ることもありましたが、この一ヶ月は10分前ぐらいには席に着いているようになりました。
前はグループで一緒に来ていましたが、最近は2人で来ているとか。
一般に最初グループでやってきた場合、一人欠け二人欠けして残った二、三名が続いている例が多いように見えます。
せっかく続いているので、なんとか力をつけていってほしいと願っています。

来年は日本語能力試験3級を受けたいと言っていたので、今日は「新日本語の基礎Ⅰ」の総まとめの問題をやらせて見ました。
大体4級の範囲なのに70%程度の出来で、本人はもうすこし出来ると思っていたようで、「もっと頑張らないと・・・」とぼやいていました。
インドネシアやベトナムの研修生は主に‘かな’だけの学習で結構会話力があるので感心しますが、検定対策はしていないせいか、ペーパーテストは不得手のようです。
それに新出語彙はノートにこまめに記入していますが、助詞の誤りなどは日常では余程でないと注意されないので、学習しにくいのかもしれない。
尤も、1、2級合格者でも往々にして助詞の誤りはあるのであまり神経質になってもいけないのですが、週に一回の機会しかないので、ポイントを絞って効率よく指導しないといけないなと感じています。
教室では今日もボランティアの休みが多くて、班長さんたちは苦労していたようです。 1対1だけに固執しないで、出入り自由な常設会話グループと併用する必要があるように思います。
ボランティアでも学習者でも相手なしで放って置かれたら辞めていきます。

(2班 H. I.さん)

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