借りる、貸す、預ける、儲ける、貯める、蓄える・

借りる、貸す、預ける、儲ける、貯める、蓄える・・・ お金にまつわる言葉についての話題が出ました。
学習者の彼は「借りる」と「貸す」の意味がときおりどっちがどっちかわからなくなるときがあるって。そのあたりを理解するには生活の中で日本語を使う機会をもっと増やすことが近道だと思うのですが、人によってはそれが難しいこともあるようです。「書を捨てよ町へ出よう」と言うのは簡単ですが、そうなるとなかなかフォローしきれないのも事実です。何か社会見学的なことでもできれば少しは学習のプラスになるでしょうか?以前、彼に質問されてよくわからなかった若山牧水の歌についての問答集みたいなものをインターネットで見つけたのでプリントして渡しました。ようやく意味がわかりました。  (1班 Aさん)

学習者が先週琵琶湖に行きたいーといっていたので琵琶湖の資料(観光スポット、食べ物、などののったホームページ)を持っていき、それを教科書代わりに話をした。観光では夏は花火が綺麗なこと、食べ物では近江米、近江牛などが有名なこと、また、そこから滋賀県一帯は昔、近江と呼ばれていたことなど、話はいろいろと広がり、すぐに時間が過ぎた。こんにゃくはこんにゃくゼリーしか食べたことがないというので、来週肉じゃが(これも食べたことがないらしい)を作っていく約束をする。今回の言葉の収穫は「すきずき」というフレーズ。近江牛、神戸牛、松坂牛ではどれが一番おいしいかーという、学習者の質問に対しての私の答えが「それは好き好きだと思う」であった。好みは人によって違うーと言うような意味の説明をして、納得。来週は私の家の近所の有名な観光スポットなどの資料を持っていって説明してあげようと思う。その次は彼女の国の資料を持っていき説明してもらったら、どうだろうかと考えている。  (1班Kさん)

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