ボランティア研修会(西原先生)の感想 8月7日の学級日誌

夏期研修会の2日目です。テーマは地域での日本語教室の在り方です。
講師の西原先生は地域での日本語教室の役割は日本語能力向上だけに限らず、不登校や引きこもり等も考慮し、その先には地域行政、企業も動かし「町づくり」「町おこし」まで発展することを考えると話がありました。
しかしグループディスカッションしたところ市岡日本語教室では定住外国人は少なく学生、研修生、ワーキングホリデー等の対象者が多く、そこまで大きな目的で取り組むことはほとんどない状況です。
各日本語教室の形態や地域性、対象者の傾向で役割や在り方は変わるのでよく考える必要があると思いました。
また、普通の学校の形態で行われている教室ではクラス編成しカリキュラムを組み集中的にできますが、地域で行われている教室では学習の頻度が少なく、自由参加なので「楔型」の教育と言われる少しでも教えたことを
実生活の場で使えるようにする「調整機能」をすることが大切と話がありました。
そのためには学習者のニーズをあぶりだすためカルテを作成するようにじっくり話を聞いてあげることが大切だと考えさせられました。
どれだけ自分がここで役立ってるか?成果があがってるか?その評価の仕方としては学習者が継続して通ってくれることだということです。
自分自身が楽しく、学習者も楽しめる。そんな双方向的学習ができることを目指したいと思いました。
今回の研修は私にとってこれからの市岡教室での取り組みを改めて考えさせられとても有意義でした。
(3班 黒川さん)
市岡日本語教室も本来は永住・定住の外国人を中心のターゲットにしていたのですが、来るものは拒まずの精神で運営しているため、留学生や、研修生が口コミで多く集まってくるようになりました。しかし、一番大切にしないといけない学習者は、やはり地域で生活している外国の方だと思います。彼ら、彼女らが市岡日本語教室を、ホッとできる場、なんでも相談できる場と感じてくれる教室になれるように頑張りましょう。
(広報 札葉)

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