4月4日(金)学級日誌

 ボランティア研修会2回目。前回に引き続き、西原純子先生の講義「日本語を面白く教える。*新しい斬り口から*」。

 前回の復習もしてくださり、いろいろな具体例を織り交ぜてわかりやすくお話しいただいた。日本語独特の文法(文末の重要性、命令表現のあいまいさ、名詞中心の言語、受け身表現の重要性、時制のとらえ方など)については日頃意識していないこともあったが、言われてみれば納得。久々に聞く文法用語もあり、自分自身が日頃からもっと意識して日本語を使わなければと反省。そして、先生のお話にあった「好感度の高い日本語の話し方」については本当にその通りだと感じた。文法をしっかり学びんで正しく丁寧な日本語を話せるだけでは、日本人とのコミュニケーションは本当の意味で豊かにはならない。日本語の丁寧さは距離であり、丁寧さは冷たさにもつながる。丁寧で正しい日本語を身につけることだけがゴールではないのだ。「書き言葉が話し言葉では友達ができない。話し言葉が書き言葉では社会人として失格」。・・・まさにその通りだと思った。学習者の方には日本語のもつ文化的背景・発想・個性を知って、楽しく日本語と日本の文化を身につけてほしい。そして、日本語での豊かなコミュニケーションを楽しんでほしい。

 研修を受講するといつも新たな発見がある。学習者の方に還元できるよう、諸先輩方に学び、私も精進しなければ。

(4班 Bさん)

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