3月14日(金)学級日誌

 元学習者が突然やって来た。顔は、はっきり覚えている。名前が出てこない、話してるうちに段々記憶がよみがえってきた。「2年前アニメの専門学校に行くので来れなくなりました、、、」「頑張りや」と言ってそれ以来である。「2年間の専門学校を卒業して来週中国北京に帰ります」と嬉しそうに話した。「おめでとう」古い学習ファイルを探し出し鮮明な記憶がよみがえった。張遂君だ。「それじゃ今日、修了証書もらって帰りーや」すぐ申請した。

授与式は台湾出身の林(りん)君もいて「台湾では薬剤師として彼女と2人で楽しい人生を歩みます」と顔を赤らめていた。皆の拍手を浴びていた。張君は「2年前、来日したとき日本語は全く分からなかった。先生方が親切で日本語が上手になった。とても楽しかった。来週帰国します。色んな人にお世話になりました。頑張ります」とすっかり上手な日本語で力強い挨拶であった。「今日、送別会してやるで」生憎、突然なことで予定があるらしくできなかったが固い握手を交わした。お土産まで持って帰国の挨拶に来てくれるとは、律儀な青年である。日本人でもこんな義理固い青年はそういない。中国のアニメの世界で、張遂君の名前が出てくるのを期待している。次の日、担当ボランテイアMさんから「修了書」までもらえるとは、と大変感激していた。」と電話があった。 同じ頃、シンガポールから来た青年は実家が自動車修理、販売店で名古屋のトヨタ自動車の専門学校へ行ったが卒業して実家を手伝っているのだろうか。

(2班 Tさん)

This entry was posted in 学級日誌. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA