日本語教室に来て10年 7月14日(金)の学級日誌

7月14日(金)
 この一年間、私は市岡日本語教室をよく休んでしまいました。仕事が忙しくて仕方ないという気持ちがどこかにあったかもしれません。
 私と先生は、教室で知り合ってから10年の歳月が過ぎました。先生はたとえ嵐が来ても休まない素晴らしい方ですが、私は仕事が忙しいと言い訳して度々休んでいました。
 11日(火)に、私は大阪市の支援相談員そして帰国者二世の代表として、中国残留孤児原告団の代表に同行して厚生労働省に行きました。そこで厚生労働省事務の方との意見交換会がありました。意見交換会は、全国各地の残留孤児原告団の代表19名、弁護団の弁護士方や厚生労働省の事務方と合わせて40人を超える人達がいました。みんなに3分間発言の時間を与えられました。私は丁寧な日本語でスピーチをするつもりでしたが、緊張で言葉が詰まってしまい、言う事がしどろもどろでした。とても恥ずかしい思いをしました。
 あれから何日も経ちましたが、今も深く反省しています。もっとしっかり勉強したら、いつでもどこでも流暢な日本語を話せるのに、と思います。
 教室で先生にこの話をしたら、「これからは「読み」の練習をしましょう」とのことでした。先生がおっしゃるには「話す」「書く」よりも、流暢に正確に「読む」ことは日本人でも難しいそうです。これからは怠けないように、市岡日本語教室に通っている学習者生徒をサポートしながら、自分も日本語能力をもっと磨いていこうと思います。
(1班 王建珍さん)

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