9月1日(金)
しばらくお休みしていたのですが、今週久しぶりに日本語教室に顔を出しました。新しいボランティアの方や新しい学習者の方がいらして浦島太郎状態でしたが、今回はベトナムの研修生Cさんを担当させていただきました。
Cさんは日本に来て1年半。会社では日本語で話すように言われているようですが、日本語を聞いて理解できても、それに対して思ったことをすぐに日本語にして話すということが難しいということでした。私も英語に関しては同じような悩みを持っているので共感しつつも、「難しい言葉を使おうとせず、短いセンテンスで話すようにしてみましょう」とたくさん話してもらうことを目的に、アドバイスしました。結果、仕事のこと・家族のこと・日本にいる間にやってみたいこと(富士山に登りたいそうです)など、Cさん自身についてたくさんお話ししていただけました。間違いを気にせずにどんどん日本語を話すことが今の段階ではプラスになると思うので、日本人と話す機会を沢山もってほしいなと思います。Cさんが難しく感じているもうひとつの点は、日本語の発音についてでした。「ツ」が「チュ」、「ズ」は「ジュ」となってしまうらしいです。たしかにベトナムの方の日本語を聞いていると、かわいらしく聞こえることが多いように感じていましたが、発音が原因だったんですね。これに関してはいくつかの単語で何度か発音練習をしましたが、残念ながら劇的な効果は得られませんでした。
私も久しぶりでしたが、Cさんもお仕事がお忙しく、2か月ぶりの日本語教室ということでした。それでも時間が出来たら教室へ足を運んでくれるのは嬉しいですね。
今月から各班ごとに月1でボランティアと学習者の情報交換会が開催されます。学習者の方が金曜日の学習を楽しみにして教室に来てくれるような体制を、学習者とボランティアの双方でつくりあげていけるといいなと思います。
(2班 Bさん)
この日は学習者が約60人出席でした。先週もオークで急きょ一部屋追加したほどのにぎわいでしたが、今週はそれ以上でした。うれしい悲鳴ですが、ボランティアが足りません。みなさん、休まずに来てください。新規ボランティア、見学者も大歓迎です。
(広報担当)