多文化共生の社会 2月2日(金)の学級日誌

2月(にがつ)2日(ふつか)の学級(がっきゅう)日誌(にっし)  多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の社会(しゃかい)

月日(つきひ)の経(た)つのは速(はや)いですね、お正月(しょうがつ)からひと月(つき)が過(す)ぎ2月(にがつ)になりました。
今日(きょう)の学習(がくしゅう)では、中国(ちゅうごく)の学習者(がくしゅうしゃ)さんと節分(せつぶん)の話(はなし)をしました。
中国(ちゅうごく)ではこの時期(じき)は、春(しゅん)節(せつ)(旧正月(きゅうしょうがつ))があるので、節分(せつぶん)で何(なに)かをするということはないそうですが、日本(にほん)の節分(せつぶん)・豆(まめ)まきのこともよく知(し)っていて、恵方巻(えほうまき)は美味(おい)しいと言(い)っていました。
中国(ちゅうごく)では春(しゅん)節(せつ)から旧暦(きゅうれき)2月(にがつ)2日(ふつか)の間(あいだ)に、髪(かみ)を切(き)ると縁起(えんぎ)がよくないのだそうで、みんな散髪(さんぱつ)に行(い)くのをその間(あいだ)は我慢(がまん)して、旧暦(きゅうれき)2月(にがつ)2日(ふつか)になったら、みんなが一斉(いっせい)に散髪(さんぱつ)に行(い)くそうです。国(くに)が違(ちが)うと文化(ぶんか)にも色々(いろいろ)違(ちが)いがあって面白(おもしろ)いですね。そんなことを沢山(たくさん)知(し)ることが出来(でき)るのも市岡(いちおか)日本語(にほんご)教室(きょうしつ)の楽(たの)しいところです。
大阪(おおさか)だけでなく、日本(にほん)には大勢(おおぜい)の外国(がいこく)の方(かた)が暮(く)らしています。先日(せんじつ)、地下鉄(ちかてつ)堺筋(さかいすじ)本町(ほんまち)で電車(でんしゃ)を待(ま)っていたときに、事故(じこ)があって御堂筋(みどうすじ)線(せん)の電車(でんしゃ)が止(と)まっているというお知(し)らせが、日本語(にほんご)だけでなく、英語(えいご)・中国語(ちゅうごくご)・韓国語(かんこくご)でも表示(ひょうじ)されていました。東京(とうきょう)の新(しん)大久保駅(おおくぼえき)では、構内(こうない)放送(ほうそう)を20以上(いじょう)の言語(げんご)で流(なが)しているそうです。日本(にほん)もすっかり多文化(たぶんか)共生(きょうせい)の社会(しゃかい)(違(ちが)う文化(ぶんか)を持(も)つ人々(ひとびと)が一緒(いっしょ)に暮(く)らす社会(しゃかい))になってきました。そのような社会(しゃかい)で、日本語(にほんご)がみんなで共通(きょうつう)に使(つ)かう言語(げんご)になればいいなと思(おも)います。我々(われわれ)にそのためのお手伝(てつだ)いが少(すこ)しでも出来(でき)ればとも思(おも)います。まずは、市岡(いちおか)日本語(にほんご)教室(きょうしつ)での日々(ひび)の活動(かつどう)からですね。

(1(いっ)班(ぱん) 宮本(みやもと))

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