9月28日(金)
5班は学習者が少なかった。台湾出身の男性と話をしましたが、彼は日本語での会話が上手になりN1に合格することが目標で、将来は印刷関係の仕事に就きたいと言っていました。多くの学習者が彼のように夢や目標をはっきりと持っていることに、日本語習得をサポートするボランティアとしてとても頼もしく感じ、うれしく思います。
今日は前半がいつもの学習で、後半は勉強会として「ゴミのすてかた きょうしつ」が開かれました。大阪市環境事業局の方によりゴミの分別についてユーモアを交えた話を聞くことができ、その模様は新聞やインターネットでも紹介されるそうです。
まずゴミを4つに分別します。⓵「古紙・衣類」は新聞、雑誌、身に着けるものなど。これらは水に溶かして生まれ変わりますが、匂いの付いているものはリサイクルできません。燃やして普通ゴミになります。バスタオルはダメですが、シャツはOKです。
⓶「資源ゴミ」は缶コーヒーなどのあき缶やビン、ペットボトル、やかんなど。⓷「容器・包装プラスチック(「プラマーク」が付いている)」は、シャンプーやリンスのボトル、スーパーにある食べ物のトレイなど。⓸「普通ゴミ」は⓵⓶⓷以外のゴミことです。
続いて2人の学習者が参加して、ゴミ分別の実演が行われました。正面のテーブルには4つの種類のカゴが用意され、見本のゴミを分別するというもの。実際に分別するとなると迷うのでしょう、参加者は相談し合っていました。
「リサイクルとは生まれ変わること」の言葉が印象的でした。「容器包装プラスチック・分別クイズ」があり、16種類のゴミのうち「容器・包装プラスチックには〇を、それ以外のものには̻🔲で囲んで下さい」という内容で、皆は頭を抱えていました。
今回の話は、主に大阪市内に住んでいる方を対象にしています。(地域によって分別方法が異なる場合があります)質問コーナーでは、「粗大ゴミについて教えてください」など学習者から積極的に質問が出ました。ゴミの分別が学習者にとって身近に感じ、日本の文化や習慣の一端を感じることができたのではないでしょうか。
(5班 K.Tさん)
-
最近の投稿
カテゴリー
アーカイブ