海を越えて 今も続く「市岡日本語教室」 10月5日(金)の学級日誌

10月5日(金)
今週は会場を「港近隣センター」に移しての初めての学習だった。
パートナーのOさんも私に負けず?方向音痴でいつもより早い目に「朝潮橋駅」ホームで待ち合わせ、無事にたどり着いた。会場は変わっても学習者、ボランティア・・・いつもの顔ぶれが揃いいつもの学習ができて安心もし、嬉しいことだった。
久々の日誌当番で今日は数年前に8回だけ担当した台湾のKさんのことを書いてみたいと思う。彼は日本語学校に短期留学をしていて金曜の夜を「市岡」で学んだ。台湾の大学を出て仕事に就いていたが、何かもの足りなさを感じていてご両親の理解もあって日本語を学び直すために来日したとのことだった。
折り目正しくマナーを心得た好青年で無遅刻、無欠席。思わず担当の私も力が入った記憶がある。短い期間だったが台湾に帰る時、空港から「友人の携帯からですが・・」と丁寧なご挨拶の電話があり感動したことを覚えている。
最後の学習の日に私のパソコンアドレスを教えて「良かったら日本語を忘れないためにメール交換で書く練習を続けませんか」と提案した。それがきっかけになりほぼ毎週、メールで近況報告がてら「書く」勉強を続けてもらっている。
仕事のこと、ハイキングに出かけた時は写真添付で。
お正月の食卓はお母さまのお手製のご馳走の写真も。
1週間以内で返信するのにネタ探しもチョッピリ大変だが日々の生活の中でいい刺激にもなり勉強にもなっているのは有難いことと思っている。
振り返ってみればお互いに100回以上のメールを送っていることになる。
いつまで続くか根競べ(笑)
今回は、先週飛行機で島に2泊3日で出張に出かけた報告のメール。
「この文章の間違ったところを直してください」のリクエストが・・・。
とりあえずこの宿題を果たさなければ!!
一昨年、郵便局に転職して頑張っているKさんを心から応援している。
(1班 皇さん)

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