お国自慢の発表会 12月21日(金)の学級日誌

 今日は、港区民センターのホールで、各班から選ばれた学習者が、自分の出身国や地域の紹介をするというイベントが行われました。あいにくの雨で、参加者の数が心配されましたが、いつもどおり、たくさんの人が出席してくれました。
 ・まず、モロッコの人は、アトラス山脈や砂漠、洞窟など、壮大な絶景写真を使って説明してくれました。日本ではなじみの薄い国でしたが、少しは身近に感じることができるようになりました。

 ・次の中国・重慶の人は、世にも不思議な建造物の風景を見せてくれました。中国の内陸部の都市も、大きく変化していることに驚かされました。

 ・インドネシア・スラウェジ島の人は、トラジャ族の船型の家や葬式など民俗文化を紹介してくれました。死者の弔いなど、少し恐ろしい場面もありましたが、興味深い映像でした。

 ・香港と台湾の人が、それぞれの国の朝食を説明してくれました。朝食に焦点をあて、日本との違いにも触れながらの説明で、とても分かりやすいものでした。

 ・次の香港の人は、歴史を踏まえた紹介をしてくれました。2階建てのバスや左側通行など、イギリス文化の影響を説明してくれたことが印象に残っています。

 ・中国・天津の人は、天津には漫才の文化があることから、今回の発表でも、たいへん楽しい話をしてくれました。学習者がよくやってしまうような失敗談など、会場から爆笑が起こりました。私は、「天津には天津飯が存在しない」ということを今まで知りませんでした。たいへん勉強になりました。

 ・台湾・台北の人は、超高層ビル101や夜市など、台北の魅力を伝えてくれました。

 みんなの前で発表することは、日本人でも緊張して難しいにもかかわらず、外国の人が、慣れない日本語で一所懸命に説明してくれたことには感銘を受けました。発表を引き受けてくれた学習者の皆さんには、たいへん感謝しています。
(1班 Hさん)

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