インド人の学習者 4月5日(金)の学級日誌

4月5日(金)
先週のボランティア春期講習会を経て、今期より市岡日本語教室の仲間入りをした。
数年前に、短期間で活動経験はあったもの、新人同然、通常学習の初日の今日は、二ヶ月前に来日した30代のインド人男性を担当した。
彼は、会社の転勤で来日し、上司の勧めで市岡を知ったという。英語は話せるが、日本語は全くわからない。
まず、ボランティアの方2人と英語を交えながら手探りでコミュニケーションを図った。
簡単な英語で名前、職業や年齢などを聞いた後、ボランティアの方が以前に他の学習者に使ったあいさつなどの文例資料をお借りし、おはようなどのあいさつの練習を試みた。
そのあと、学習者に英語でいいので自分が知りたい日本語を教えて欲しいと言ったところ、渡したルーズリーフに箇条書きで、自己紹介文を10項目も書いてくれた。
そして、和訳文をその場にいたボランティアの人たちで考え、ローマ字表記で書いてあげた後、学習者に一文ずつ読んでもらうという作業を行なった。
途中、彼のインド人の友人が加わったので、一緒に読んで貰った。
時間切れで彼の質問に全て答えることはできなかったが、続きは次週にという事で今日のところは終了した。
今日やりとりしたルーズリーフは、今後の資料として手元に残して置きたくなったので、今日のところはスマホで写してもらった。
今日のインド人の彼には、このやり方が合っていたかもしれない。
ボランティアの方々に助けていただき、この場を乗り切った。簡単な自己紹介でも、表現方法がさまざまあり、自分自身、新たな発見がいくつもあった。
学習者にあった教え方を見つけていけたらいいなと感じた。
通常学習が終わった後、班ミーティングが20時15分よりはじまり、班のメンバーの自己紹介、引き続き20時45分から全体ミーティングがあり、今期からの班が4班体制になったこと、次年度では班のクラス替えの検討についての話があった。
(1班 M.Iさん)

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