難しい日本語の発音 2019年7月12日(金)の学級日誌

7月12日(金)
2回の見学を経て5月からボランティアとして1班に入れていただきました。
お蔭様で皆様と毎回楽しくすごせていて、感謝しております。

現在はネパールから来日してまだ半年もたっていないTさんを受け持っています。
彼女は区民会館の近くにご主人と一緒に住んでいる主婦ですが、お仕事もされています。
彼女はひらがな、カタカナの読み書きができます。
彼女の希望は「日本語会話を上手になりたい」とのことですが、日本語の熟語には同音異義語が多いので、熟語を仮名よみだけで覚えるのはむずかしかろう、とおもって小学1年生の漢字表を渡して一緒に勉強しています。
彼女は頭の良い人ですが、音読みと訓読みの両方を覚えていただかなくてはいけませんので、なかなか大変。
毎回、来られてすぐは「その日あったこと」を自由に話してもらい、自ら考えて言葉にする練習としています。
その中で発音を直したりします。

小生はじつは6月から塚口にある園田学園女子大学の公開講座で「日本語を教える講座」の受講を始めました。
7月11日は私たち日本人が何も難しく感じないで発音している50音が口の中でどのような動きによって異なった音をだしているか、の説明を受けました。
続いて、サ行、タ行、ハ行を発音する際の舌やノドチンコの動きがとりわけ微妙・複雑なため、多くの外国人にとっては非常に難しいものであることを教わりました。
このあたりにも気を付けて指導をしてゆきたいと思っています。
(1班 Iさん)

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