動物の鳴き声調査 2020年2月14日(金)の学級日誌

2月14日(金)
バレンタインデーの今日は、教室でお菓子を配る学習者さんやボランティアさんもいて、いつも以上に和やかな雰囲気に包まれました。

学習ではベトナムの学習者さんとN3の読解問題を題材に、文中に出てきた「眺める」と「見る」の違いや、「空(から)」の意味などについて学習しました。「掛ける」の使い方についても説明しましたが、辞書を引くと、その用途の多さに驚かされます。「水をかける、パーマをかける、ハンガーをかける・・・」。学習者さんも少し困惑した表情で、外国の方がこれを理解していくのはかなり大変なことだと改めて感じました。

班ミーテイングでは一風変わった調査が行われました。題して「動物の鳴き声調査」。
出席者の母国語で挿絵の動物の鳴き声を披露してもらうというものです。今日はベトナム、台湾、香港、オーストラリア、ペルー、インドネシア、日本人が出席。その7カ国語で犬や猫、アヒル、馬、牛、豚、カエル、ネズミ、鶏、ひよこの鳴き声を聞くことができました。
中でも特徴的だったのは鶏です。オーストラリアでは「クック ドゥドゥルドゥー」、ベトナムでは「アッ アー アー」、ペルーは「キ キ キーン」でした。私達にとっては当たり前ですが、他国からみると、日本の「コケ コッコー」も随分おもしろい表現かもしれません。
また猫は、日本だけが「ニャー、ニャー」で他の国は「ミゥ ミゥ」と同じでした。カエルやひよこの鳴き声は、どの国も似た傾向にありました。最後に披露してくれた台湾の学習者さんの馬は、活字では表現しにくいほど本物に近い上手な鳴き声で場を盛り上げてくれました。
いつもとは違う視点から各国の表現と傾向を知ることができ、とても興味深い調査となりました。担当者さん、どうもありがとうございました。興味をそそる内容は学習意欲や印象づけに繋がるので、日々の学習でも意識しながら取り組んでいきたいと思います。
(4班 M.Oさん)

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