2月10日(金)学級日誌

 最近私が忙しく、コンスタントに市岡に来れてないため、固定の学習者さんは担当できてないのですが、今日は、以前から6班に来られている、ポーランド出身のPさんとお話させてもらいました。(普段は違うボランティアさんが担当されています)Pさんは市岡でも貴重なヨーロッパ出身で、日本語上級者レベルの学習者さんで、難しい単語や、言い回しも使いこなす方です。私の悪い癖なのですが、上級者の方だと普通の日本人の方とお話しているように、方言もはいり、早口になって、あれって・・・汗。 また、Pさんの方が年上なので、相談に乗ってもらったり・・・苦笑いですよね。
さて、今回の話題は、主に旅行についてです。私は大学生で、学生最後のお休みということもあり、周りはみな海外などへ旅行などしており、私自身も今度ヨーロッパへ旅行、そして、(現在のところ)今年の6月末または7月中旬までには留学へ出発することが決まっているということもあり、
また、Pさんは旅行が好きということもあり、旅行初心者の私にたくさんのアドバイスをいただきました。Pさんメインに話してもらったので、話す練習にはなったかと、また、発音アクセントや、難しい単語(例:中立など)がでてこなければ、教えるということをしたので、少しは語彙が増えたかなと思います。上級の学習者さんが担当の場合は「教える」という感覚より、「お話しする」という方が近く、こんな話で大丈夫かなと思ってしまうんですよね・・・しかし、色々な話題で話し合ったり、自分の意見をいうことで、学ぶことがあると信じていくっきゃないですね! こちらが自信がなかったり、不安があると伝わりますし、変に道を逸らしてしまうと、支離滅裂になってしまいますからね! 今日Pさんと話をしていて、すごいなと感じたことは第二言語の日本語を日本語で考えて意見を言っている、話しているんです! おそらくこの日誌をご覧になっている方みなさんが外国語(英語など)を勉強された経験をお持ちだと思います。日本の学校教育では、訳読法で、その外国語を日本語に、日本語を外国語に翻訳する教授法をとっているところがほとんどです
�よね。残念ながらその方法だと話すときに時間がかかってしまいますよね。(そのためスピーキングはちょっと・・・と言われる日本人が多いのではということも考えられますね。)それを効率よく、テンポ良く話すためには、その言語を、その言語で考え、言うという方法があります。私もこう口では簡単に言えるのですが、中々難しく、実は10年近く英語を勉強してきたのですが、実感がないのでできているのかどうなのか怪しいですね。それをPさんを始め、学習者さんは数年でやってのけてしまうのですから、すごすぎます。私も負けないように頑張らなくっちゃ!沢山勉強して、色々なかたちで、授業などに活かせるようにしたいと思います。
(6班 Y.K.さん)

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