茶道体験が中止 2021年8月4日(水)学級日誌の臨時増刊号

皆さん、お久しぶりです。お変わりありませんか? 3班の林です。
こちらの日誌は元々3月に書くつもりでしたが、急に忙しくなってしまって、最近やっと落ち着きました。

コロナの影響できっとみんなのスケジュールも変わりましたよね。今まで市岡日本語教室で沢山のイベントがありました。昨年の11月に市岡日本語教室は茶道体験を開催することになって、そのために、ひとみさんと私が水原先生のお宅を訪ねて、茶道を勉強しました。結局、緊急事態宣言で開催が中止になって、残念でしたね。

茶道の歴史についてご説明致しますと、お茶が日本に広まったのは、鎌倉時代の頃、栄西という僧が、中国の宋から茶を日本に持ち帰ったのが始まりとされています。そして、室町時代には、僧侶の村田珠光(むらた じゅこう)が禅の精神性を取り入れて、小さく簡素な茶室と落ち着いた雰囲気の「侘茶(わびちゃ)」を始めたそうです。現在に至っては日本の茶道文化が世界中に広く知られる日本を代表する文化の一つになっています。日本の茶道文化はお茶についてだけではなく、茶器の柄や茶室の飾りなどの芸術や飲み方、作法なども含まれています。また亭主とお客様との交流も大切です。だから、茶道には色んな技術や芸術があって、人をおもてなす際に、現れる心の美しさという精神的なものがあるのです。

この茶道体験のために、素人の私が亭主のお稽古をしました。亭主とはお茶を立てる方です。週に一回水原先生の家に練習に行きました。例えば、帛紗の折り方や茶筅の持ち方やお茶の打ち方など何回も練習しました。それだけではなく、亭主が部屋に入る前のお礼や歩き方や座り方も習いました。私は昔から茶道に興味を持っていましたから、流れやお茶の立て方はすぐ覚えましたが、なかなかできなかったことが一つありました。何だと思いますか?答えは『正座』です。茶道体験の所有時間は約30分以上ですが、5分で限界です。それに関しては、恥ずべき事だと思っています。これからも正座の練習をしようと思います。

コロナウイルスが収束したら、市岡日本語教室ではまた茶道体験が行われると思います。その時、ぜひ茶道体験にご参加くださいね。よろしくお願いします。

(3班 林さん)

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